2012年05月30日

Tibless / Afro-beat-ado

 先日、
 TRD の World コーナーで平台展開されてました本アルバム。
  "ブラジルのジャミロ"
 って触込みが気になりチェックしてみたんですが。
 触込みが持たせた変な期待の所為か?
 その場では、さほどグッと来ず。
 しかも
 云うほどジャミロっぽくもなく……
 そこに、なんとなく
  躍動感のあるリズム隊の上で音域高めのボーカルが歌う=ジャミロ
 みたいな安易な図式を、ただ感じまして……

 

 しばらくして
 ネットで再度見てみるに。
 これが、なかなかよろしいのです!

 例えば
 1. Menina das Candeia
  アルバムではリズムは打ち込みなんで……
  ↓を見ると、私なんかには「こっちのが断然カッコイイ!」すけどね〜

 
 

 2. Inevitável
  多分、この曲を聴いて "ジャミロ" ってなったんでせうけど。
  まぁ、スタジオテイクでは、そんな感じがせんでもないですが
  ↓を見るに、彼らの個性がしっかと出てると思いますけどねぇ〜

 


 6. Mediano
  これ、アルバムと同じ曲なんかな? 
  アルバムでは、すごいアップテンポなんですが……
  私としては、↓のリズムのが好きっす!

 


 9. Te Ensinar
  これも、自分らでやれるかは別にして
  リズムいいすね〜

 

 

 その他、my space でも6曲聴けます。



 最後に
 1. Menina das Candeia の弾き語りバージョンをば。
 前半の D'angelo の Spanish Joint もよろしいす。

 

 しかし、
 D氏の「James 河」とやらは、いつ出るんすかね?


 
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2012年05月23日

Eric Benét / The One

 ひとくちに R&B と云っても今や多種多様で
 Jazz っぽいのや、Funk っぽいの、なんやかや存在し……
 音楽に興味を持ち始めた方にジャンルを説明するのに
 とても難しかったりしますが、
 一聴して
  "これぞ王道 R&B"
 と説明するより簡単に理解できるサウンド
 と
 まさに、そんな印象のアルバムでせう。

 

 内容は
 「王道+打ち込み」だと、展開が予想しやすく飽きやすいものになりそうですが、
 案外生演奏のトラックも多く、
 そのお陰で予想のつく展開も聴かせる事に成功しているように思います。
 まぁ、そんなとこまで気にならない方が大半なのかもですが、
 私などには、そういうところが嬉しいサウンド作りです。

 曲も、どれも外れなしで上手いこと作ってはります。
 ただ、
 曲順で少々気になるところは
 3. Real Love と4. Runnin' と続けて 6/8 ってのが
 どちらも自信作なので敢えてやってるのかもですが、
 普通、同じ拍子の曲を連続して並べるとはなかなか思えないので、
 リスナーへの挑戦なのか?
 ただの気紛れか?
 そのへんの作戦は興味深くもあります。


 
 で要するに
 「王道で、とにかく安心して聴ける作品」となるのでせう。
 が、
 個人的には
 せめて1曲でもいいので
 何か目新しいアプローチの曲があれば……
 ってところは、どうしても、ね。


 最後に
 王道の王道のための王道たる 6/8 ファルセット?
 を貼って終わっときやす。(笑)

 

 
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2012年05月10日

Qinho / O Tempo Soa

 MPB の SSW
 ってな紹介のされ方の、この方。
 本作で初めて知ったので
 これが何作目にあたるか?
 とか
 キャリアがどれくらいか?
 とか
 知りません……
 でも、エエ感じですので投稿です。

 このアルバムにはサンバもボッサも無く、
 それがモノ足らん!
 と云う諸兄もおられるでせうが、
 私が思うに今作は、
 そこがオモシロい! と。
 

 
 なので
 とやかく云わずに曲をば見ますと。

  1. Macia Bahia
   
   始まりこそシタールなぞ流れてきて不可思議な雰囲気ですが、
   始まってしまうとベタなドラムの上に Rose が心地よい、そんな8ビートの曲です。


 2. Irmã Forte Part. Especial Amora Pêra
  アルバム ver. は、以下の映像とは違いアップテンポで雰囲気も全然違うので
  そちらは是非アルバムにてお楽しみを。
  
    
   この ver. もいいすね、こんな黄昏時は速攻一杯クイッ!といっとかんとっすね。


 5. O Tempo Soa
   
  タイトルです。
  アルバムでは、映像と違いハードなオープニングでもっとロックテイストが強く、
  その分、サビは急転爽やかで映像よりもっと変化がつけれてて。
  思うに、
  映像のアレンジが先にあって、
  演奏を重ねていってアルバムのアレンジに至った、のかもですね。


 7. Troca
  この曲がクライマックスですね。
  ドラムのイントロフレーズからは想像できないリズムで始まり、
  結局、終始ベースラインとか決まった事を演奏してるのですが、
  それでも徐々に徐々に盛り上がっていく、と云うとても興味深い曲です。
  まぁ〜、なかなか思いつかんでせうね〜、こういうのは。



 全体としては
 曲数も10曲と最近にしては若干少ないのと、
 個人的な偏見かもですが
 ブラジルと云えば
 "コード感に一捻り"
 みたいな印象が、どうしてもあるので
 そういう意味では、やってない訳ではないんですが
 割とあっさりした感じで
 もう少し "おかわり" が欲しい気もしないでもないかな、と。

 とはいえ、
 初夏にかけて中々 "いいアイテム" をば手に入れれたな、と
 爽やかで気持ちイイのです!


 最後にアルバムとは関係ないですが1曲。
 rap? はどうでもいいすが、サビのコードはオモシロいです。
  


posted by ta at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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