とはいえ、どっちも好きなんで、実はそれほど気にはしてないんですが・・・(苦笑)
まぁ、どっちにしろ、そんな "夏" にお薦めな1枚が、本日のタイトルです。
少し前に店頭で見かけたので新譜かと思いきや、2005年の発売のよーです。
まぁ、それはいいとして、よろしぃ〜〜〜すね、シンプルで!
「声とギター」と云えば、ジョアン師匠が筆頭なのかもですが、Luciana 姐さんも負けてません!
で、今回本投稿にあたり若干蘊蓄をばネットで、
---------- なんとLuciana 姐さんのお父さんヴァルテル・サントスって云うそーですが、ジョアン・ジルベルトにギターを教えた人らしいです ----------
まぁ、例によって適当な調べ方ですんで、この情報も真偽のほどは判りませんし、ヴァルテル・サントスってお父さんの名前も初耳なんですが、上の情報のみで満足してしまったんで、それ以上、例えば「娘はソーザなのにお父さんは何でサントスか?」とか、全く調べてませんので、気になる場合各自でお願いします。悪しからず・・・(苦笑)
って事で、早速曲に参りませう!
1.Sai Dessa
いきなりアップで、はじめは一瞬マイナーかと思いますが、一転メジャーなとても爽やかな曲です。
ギターが必要以上に頑張ってる傾向にあり、ボーカルとの多少のグルーヴのズレが感じられますが、私みたいなもんにはそこが "なんとも嬉しい!"
しかし、一応この様子はもしかしたら別テイクを録音してるかもですが、そーだとすればそっちがカッチリし過ぎて素っ気なくなったので、こっちが採用!ってな感じになったのでは? と、非ぬ妄想をも掻き立てられる、ぐらいのズレ具合も含めて、すばらいです!
2.Nos Horizontes Do Mundo
王道バラードです。
ほんと改めて云うまでもないですが、ボッサの曲とかはコード進行の美しい曲が多く、この曲もご他聞にもれずコード進行が美しく、その上ボーカルも美しく切ないのです。
4.Muita Bobeira
1.に続くアップでメジャーな曲。
アップなボッサの曲ってのは、とにかく気分を明るくさせてくれますねぇ!
ボーカルの入りしなのギターとのユニゾンと、エンディングのユニゾンがお洒落です。 えぇ〜なぁ〜!
7.Sambadalu
いやぁ〜、終始ユニゾンです! 格好良過ぎます!
全編スキャット。ほんま言葉ではどーこー説明出来ません! ただ聴くべし!
10.Chorinho Pra Ele
唯一パーカス入りのミドルな1曲。
しかしこれも全編スキャット。
途中ユニゾンな魅せ場も有り! エンディングに向かうほど、う〜〜〜ん、格好いい!
ってな感じで飛ばしもって見てきましたが、どこぞの木陰にハンモック状態で、こんな音楽に包まれて昼寝したいすね〜〜!
でも、アップなスキャットユニゾンな曲の時は、うかうか寝てられんけど・・・(笑)
それぞれの曲を担当したギタリストですが、Romero Lubambo:1.4.8.9.10 Marco Pereira:5.7.11 Swami Jr.:2.3 Guilherme Monteiro:6.12 やそーで、勉強不足で各々よく知りませんが何れもスバらしいです。個人的にはアップを担当してる Romero Lubambo のギターが好きです。
そんな Romero Lubambo が弾いてます「Brazilian Duos」ってアルバムがありまして、まぁ本作が「Duos II」なだけに想像していた方もお有りだったでせうが、ネットの何かの紹介に拠ると、「Duos II」のフォーが「Brazilian Duos」よりおとなし目って事ですんで、俄然「Brazilian Duos」もチェキりたい所存になっております!
ちょっと前に取り上げた「The New Bossa Nova」みたくバンド編成では無いけど、こっちのデュオと云う形態のフォーが "静" と "動" の躍動感をかえって感じさせられるよーに思うのですが、皆様はいかよーに思われますでせうか!?