2010年06月20日

Grant Green / Solid

 私にとっては、
  " 彼を聴くと勇気をもらえる "
 と、そう勝手に思ってます Green 師匠のアルバムをば。

 ど〜もこのアルバム、
 元々のアルバムに曲がプラスされたもののようですが、
 レコーディング日が、
  Recorded on June 12, 1964
 となってるところを見ると、
 LP 時代の編集の都合上カットされてたものが足された模様と思われます。

 さっそくですが、
 まずプレイだけで云いますと、
 Green 師匠名義に関わらず罰当たりな感じですが、
 やはりこの頃の、
  McCoy Tyner, piano
  Elvin Jones, drums
 二人のキレ方は尋常じゃないように聴こえます。
 まぁ、同年に“A Love Supreme”が録音されてるのを
 判っている今だから、余計にそう思うのかも知れませんが……
 いや、
 それにしても、そんな気が拭えませんねぇ〜
 そして、
 以前、このアルバムにすいて適当に検索してた時、
 どこかで見かけた誰かの投稿に、
  James Spaulding, alto sax
 が "思いの外ガンバってる" と、
 中々エラそうな物言いではありますが、
 この方、このあたりの時期に Shoter 師匠のアルバムなどで多用されてますが、
 そのあたりの内容を思い浮かべてみても、
 確かにここでの Spaulding さん、中々格好いいす。

 で、Personnel は、

  Grant Green, guitar
  Joe Henderson, tenor sax
  James Spaulding, alto sax
  McCoy Tyner, piano
  Bob Cranshaw, bass
  Elvin Jones, drums


 演奏者もいいのですが、曲がどれも中々いいです!

 1. Minor League (Duke Pearson)
  まずテンポのいいのを持ってきて、オープニングから惹き付けられます。

 2. Ezz-Thetic (George Russell)
  George Russell 作曲って事で、
  Green 師匠には、まことに失礼ながら聴く前は、
   『Green 師匠、大丈夫か!?』
  と心配してしまいましたが、
  いやいや、ほんと失礼しました、
  "師匠らしさ満開" です!

 3. Grant's Tune (Grant Green)
  お待たせ! 師匠のオリジナルです。
  曲もプレイもいいす!
  でも、
  なんと云いますかソロの出だしから何から、
  ここでの Joe Henderson には残念ながら負けてるかもです。
  でも、
  師匠、格好よろしおすよ〜! 

  

 5. The Kicker (Joe Henderson)
  アルバムタイトルになってる Rollins のブルースで小休止のあと、
  Joe Henderson のオリジナルです。
  自身のアルバムでもこの曲を演奏してますが、
  私はこのバージョンのが好きです。
 
 6. Wives And Lovers (Bacharach-David)
  哀愁のワルツです。
  全編 Green 師匠の音の切なさがいい感じです。
  後をおって、McCoy も
  「おれの切なさはこうだ」
  と歌い、そのソロの合間に Right チャンネルから聴こえる
  Elvin 師匠の唸り声も、また切ないです。

  

 私はまぁまぁ Green 師匠のアルバムを持ってますが、
 その中でもこのアルバムはベスト3に入ると思います。

 いやぁ〜、
 最近中々グッとくるアルバムに出会えないので、
 またいいアルバムに出会えたのが、素直に嬉しいです!

 
posted by ta at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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