Jazz っぽいのや、Funk っぽいの、なんやかや存在し……
音楽に興味を持ち始めた方にジャンルを説明するのに
とても難しかったりしますが、
一聴して
"これぞ王道 R&B"
と説明するより簡単に理解できるサウンド
と
まさに、そんな印象のアルバムでせう。
内容は
「王道+打ち込み」だと、展開が予想しやすく飽きやすいものになりそうですが、
案外生演奏のトラックも多く、
そのお陰で予想のつく展開も聴かせる事に成功しているように思います。
まぁ、そんなとこまで気にならない方が大半なのかもですが、
私などには、そういうところが嬉しいサウンド作りです。
曲も、どれも外れなしで上手いこと作ってはります。
ただ、
曲順で少々気になるところは
3. Real Love と4. Runnin' と続けて 6/8 ってのが
どちらも自信作なので敢えてやってるのかもですが、
普通、同じ拍子の曲を連続して並べるとはなかなか思えないので、
リスナーへの挑戦なのか?
ただの気紛れか?
そのへんの作戦は興味深くもあります。
で要するに
「王道で、とにかく安心して聴ける作品」となるのでせう。
が、
個人的には
せめて1曲でもいいので
何か目新しいアプローチの曲があれば……
ってところは、どうしても、ね。
最後に
王道の王道のための王道たる 6/8 ファルセット?
を貼って終わっときやす。(笑)