今月初めだったそうです。
Tp で云えば、
私の中では
Lee Morgan, Freddie Hubbard
に比べて、多少「お気に入り度」は落ちるのですが
それでも
Blue Note におけるリーダーアルバムは大体聴いてますし、
サイドとしても数々のアルバムに参加してはりますので
そうなると
かなりの演奏を聴いてる訳で。
などと思うと、
やはり寂しいもんがあります。
とくにタイトルは
多分、Byrd 師匠で最初に買った CD で
今も結構好きな1枚です。
って事で
久し振りにピックアップコメントをば。
1. Fuego
そもそも、Fuego ってのはグアテマラの活火山らしく
去年も噴火して1万人以上が避難したりしてるようで。
そんな状況を知って暢気なもの云いは非常識かもですが。
でも、
テーマ、格好いいすね!
ドラムの激しさといい、
2管のロングを主体としたメロといい、
なかなかこういうアレンジは他にないと思いますね。
意味が火山の事と知ると、
演奏者の勢いがまさにそれを感じさせます。
2. Bup A Loup
これも面白いテーマですね! ブレイクの入れ方とかよく考えられてます。
そしてソロに入っても、
アップビートの中で、それぞれいい演奏です!
4. Low Life
この曲は師匠が Messengers に居た事を感じさせる
まさに "Messengers マナー" 全開の曲です。
とにかく安心して聴けます。
5. Lament
私はこの旋律が気にいってまして。
いわゆる日本人好みの哀愁ってやつなのかも知れないですが
とてもいいですね!
訃報を聴いて真っ先にこの曲を聴き直しましたが、
多分 Byrd さんも、そもそもは誰かの事を偲んでこの曲を作ったのかもですね。
こうやって久し振りにアルバムを通して聴いてみると
最後の曲が 6. Amen ですし、
Donard Byrd ファンは、
もしかしたら本アルバムを聴いて追悼された方多いかもですね。
とはいえ、
6. Amen は聖者の行進ばりに明るいので、
私としては
そういった雰囲気で師匠を送りたいと思います。