そんな姐さんの新譜って事で勇んで聴いてみました。
相変わらず "これぞRB!" な内容は健在で、楽曲から伝わる安心感も相変わらずでまずは納得です。
しかし、アルバムの曲数10曲以上が当たり前となった昨今、納められている各々の曲達の充実ぶりは前回に負けず劣らずと、そのあたりのに改めて才能を感じます・・・
ほんと、これだけの曲数一時に思いついてるとしたら、
「すんごい!」
の一言です。
出来たら半分は一時、後の半分は過去の未発表なアイデアからチョイスして・・・ってな感じでいてくれたら少しはホッとさせてもらえるんですが、実際のところはどーなんでせう・・・(汗)
さて。
その珠玉の曲達をピックアップして見てみましょう!
1. Common Ground
まずは "正統派ミドルRB" です。
2コーラス後にブリッジが入りサビに戻る、展開も安心安全です。
3. Something 2Nite
to が 2 な殿下チックなタイトルのこの曲は、シングルになっても良さそうなポップさです。
でも、よく聴くとほぼワンコードな進行で、これだけ聴かせてるところは "さすが" です。
全編に流れるピアノの低音とベースの8分のユニゾンリフがイメージを決定的にしていてワンコードなのにポップな感じのポイントとなっています。
4. What I'd Do
一転して構成が4小節で1小節づつコード進行が変わると云うシンプルなミドルバラード。
ところが、コード進行がシンプルには感じさせず、深いです。
ブリッジはボーカルとコーラスをフィーチャーした展開で、それまでとは大きな変化をつけます。
いやぁ〜格好いいです。こんなコード進行思いつかんすかね・・・
5. It's Over
またも一転して、正統派ゴスペル風バラード。
小節頭に入るピアノのリフが非常に効果的です。
ちょっと今風な曲の次にこの感じは、またも安心で落ち着きます。
6. Right On Time
また反転して、今度はドラムンベースです。
やっぱり、ドラムンベースは打ち込みなんでせうか・・・(汗)
11. Come Over
出ました!私のツボなハネもんミドル。
4小節一括りのループが基本ですが、オマケは4小節目の3拍裏に入るエレピの気持ちいいコードです。こんな一ヶ所何て事ないよーですが、こーいうのが意外と大事です。
ってな感じで、どれも捨て曲無し!
ただ曲について辛い事云いたくなる方なら、
「全部どっかで聴いたよーな・・・」
と云いたくなるフシも無くはないですが、一風変わった曲ばっかりってのもそれはそれで疲れますんで、こーいう一聴至って正統派に思えるのも、よく聴けば細々とネタが仕込んであり案外ツボやったりすると思うんですが、いかがでせう?
とはいえ、個人的には Conya 姐さんには大いに溢れ出る才能を感じる訳で、このタイトルを直訳?して「まだまだっ・・・」、もっともっと曲作って歌うぞっ!みたいな逞しさに、有無無く
「ついて行きますぅ〜」m(_ _)m
な感じなんですが。
でもこのタイトル、ほんまはそんなベタな意味やないですわねぇ・・・(笑)
P.S.
この前のアルバム「Love Rain Down」が、やっぱり個人的にはこの方の一オシです。
歌はもちろん、楽曲に応じて打ち込みと生楽器を使い分ける、その手腕が見事です。
まだな方は是非!
いつもいい音楽のご紹介ありがとうございます.
今回もいいですね.(知りませんでしたが.)
僭越ながらトラックバック送らせていただきました.
今後もツボをついたセレクト,期待しています.
はじめまして。
数年前から見て頂いてるそーで有難うございます。
拙い文章ですが、今後ともご贔屓にお願いします。
合わせて、そんな音楽を聴いてる人間のやってますバンド(Ndenua)にも興味を持って頂けますと嬉しく思います。
コメントや TB はエロなのが多く気付かずにレス遅くなってしまい申し訳ないです。
こちらも TB させてもらいます。