2011年01月16日

Herbie Hancock / Thrust

  Herbie 御大の映像が見たいなぁ〜!
 と思いユチュブりますと以下のような映像を発見!


 


  いやぁ〜、いいすね!
  皆のファッションも御大の髪型も♡

 それにしても、
 この MC 終わりから直ぐイントロに入るタイミングもスゴイけど、
 先に MC バックで Paul Jackson がイントロっぽい感じで弾いてるのを無視して始めれる感覚が笑えます。
 あと、
 エンディングテーマで、ラムちゃんが飛ぶ音のようなシンセを入れるタイミングが
 音が鳴り損ねてズレてるのを映像がとらえてるのが、またよかったり。
 もちろん、
 Bennie Maupin, Paul Jackson, Mike Clark, Bill Summers もよろし〜す。

 この CD 正直何年前に買ったか忘れましたが、
 数年前には、2. Actual Proof が、日本の TKY がカバーしたり、
 御大本人も東京ジャズでやってまして、どちらもなかなかよかったのですが、
 やはり、こういう当時の映像を見ると、
   いやいや……
   なかなか……
   どうして……
 って感じです。

 この「Thrust」って云うアルバム、
 日本語タイトルは「突撃」って、なんか笑けるんですが、
 翌年リリースの「Flood」って云うライブ盤も無茶無茶恰好いいんすが、
 日本語にすると「洪水」で……

 この際いちいち日本語にするの、やめましょか!?(笑)

 まぁ、とにかく恰好いいです!
 この頃のエレピやアナログシンセ、ほんまいい音してます。
 あれからテクノロジーが進んでるはずですが、
 今のキーボードとかを見ると、当時の音をハイテクで再現しようと努力してたりして、
 なんやオモシロいもんですなぁ〜!(笑)

 
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2011年01月08日

Paula Lima / Diva Paulista

 2011年も明けまして……
  今さらながら、ノストラダムスは何やったんか!?
 などと、たま〜に思い出したりする時もあったりなかったり。

 まぁ、とにかく今年もよろしくです。 m(_ _)m

 で、先日。
 以前、ンデのベース師匠に紹介頂いたタイトルな姐様を、
 ふと聴きたくなりましてユチュブりますと、

 

 意外に思った方もあるかもですが、
 実は、この姐様はこういうファンキーなリズムの曲をやらはるんですわ!
  よろしいすねぇ〜

 ところで、こういうの聴くと、
 やれ
  「ブラックミュージックの真似やん!?」
 とか仰る方々がおられたりするんですが。
 いやいや、
 今時、世界中みんなそんなもんでせう〜 と。
 もう、
 リズムがどう、ジャンルがどう、な時代は終わりって感じすよね。
 要は、
  その人やバンドのカラー
 でええんやないか、と。
 不肖、私なんぞは思う訳で……
 
 まぁ、この国の方々は自分たちのリズムもしっかとある分、
 我々よりは幸せなんかも、とか云うてみたり……

 そういう訳で、って事ではないですが、
 一応、姐様本来のリズム?ってな感じのをも1つ。



 しかし、ここのリズム隊もいいすねぇ〜!
 他の映像で G, B Ds 編成のもユチュブられてて、
 ここにアップしたのと同じメンバーなんですが、
 その小編成でもイイすからね!

 ベース師匠に紹介頂いた頃は姐様のジャケットのお姿しか知らず、
  "男前な印象"
 が強かったんすが、今回、動く姐様を見て、
  なんか母性が溢れてはるなぁ〜
 と、そのように感じまして。
 まず日本では見れない方なんでせうが、
  生でその母性を感じたいっ黒ハート
 と、妙に思ってしまっとりますが…
 気候が寒すぎるからすかね?(笑)

 で、結局アルバムの事なにも書いてなかったけど……
 どの曲もいいんですが、中でも
  tr.4 É Tão Bom
 ってのが中々好きな感じです、ハイ。

 
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2010年12月29日

Sinne Eeg / Don't Be So Blue

6292f9.jpg 今年はこれで〆ですかね……
 最近はバンド情報も書かず、
 そっちの情報を求められてる方々には申し訳ない限りですが、
 まぁ、その内って事で、お赦しを。

 さて、この方。
 前回投稿は去年の6月
  Waiting For Dawn
 いいアルバムでした。

 で、
 本日のタイトルのアルバム、これまたよろしいです。
 "ノリ" や "勢い" のある曲は少ないですが、
 本格的に寒くなってきた年末、
 くもりガラス越しに葉のない街路樹など眺めながら熱いコーヒーを啜りつつ……
 なんてシチュエーションにはもってこいやないでせうかねぇ〜
 
 中でもお気には、

  2. Highway One
   いやぁ〜、さわやかです。
   ちょっとこの躍動感、上のような場所でジッと聴くには、
   若干ノリが良過ぎるかもですが、最高にグルーヴィーです。
   こんなリズムやりたいなぁ〜〜〜!

  6. Down On West Fuxing Lu
   アルバム全体を聴いてて、何となく思ったんですが、
    『この人の声は Joni Mitchell に似てるな……』
   特にこの曲では
    「Charles Mingus ♪」
   と歌うフレーズもあるので余計にそう思うのかもですが、
   他の曲を聴いていても、ところどころに Joni 感があるように思うので、
   俄な感覚ではないようです。
   それはそれとして、
   このミドルな4ビートも渋恰好いいです。


 調べてると、
 実は今年本作の前に「Remembering You」と云うジャズのアルバムを出してはるようで。
 ザッとは聴いてみたんですが、
 こうやってオリジナルのアルバムを聴くと「Waiting For Dawn」もそうですが、
 断然こういうフォー向がいいように思います。
 とはいえ、
  7. The Sound Of Music
  9. My Favorite Things
 と皆さんご存知のカバーもしっかと彼女なりのアレンジで盛り込まれていますので、
 オリジナルだけでは寂しく思う方にも配慮されてます。

 さらに、
 今作で感じた重要なポイントにピアニストの交代があります。
 「Waiting For Dawn」の時は Lars Jansson
 本作では、Jacob Christoffersen
 どちらも非常に上手いのですが、
 今回 Jacob Christoffersen に代わった事で、
 出過ぎず、それでいて痒いところにも手の届くみたいな、
  本当の意味で "彼女のバンド" になった 
 くらいな雰囲気を、私は感じます。
 いや、
 もちろんボーカル食うくらいの勢いのある Lars Jansson のプレイも大好きですけどね……


 で、さっきの "Joni Mitchell に似てる" の続きですが。
 彼女の声のそのあたりを意識しながらアルバム全体をよく聴くと、
  中音〜高音=Joni Mitchell
  中音〜低音=Diana Krall
 って感じもします。
 ただ、Diana Krall については、本人ほど男前な感じは薄いですけど。


 って事で、
 宣伝用と思われる HQ な Youtube があったのでそれを貼っときます。
 本作から
  3. The Writing On The Wall 
  1. Don't Be So Blue
  6. Down On West Fuxing Lu 
 の3曲の一部が聴けます!



   いやぁ〜、いいすなぁ〜!(笑)


 って事で、
  「みなさま、よいお年を!」 

 
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2010年12月21日

Stevie Wonder / Live '73

 今さらこの御方について、

  何をか語らんや……

 ですが、以下のような映像を見まして、一筆。

 

   いいすねぇ〜〜!


 この方が出てから今日まで、
 何かにつけ、

  「Stevie Wonder の再来!」
  (再来って、本人が生きてる内からは云わないような気もしますが…)

 みたいな冠をつけて多くの後進がデビューしてますが。

 こういう映像を見てしまうと、

 やっぱり誰も "再来" してませんね……

 

   映像冒頭の駄々っ子がゴネてるようなカウントの出し方!(笑)
   JB のとこ同様、バンドは大変です。



 73年と云えば、
 72年 Talking Book
 73年 Innervisions
 74年 Fulfillingness' First Finale
 と、超充実した年代ですし、
 そら最高ですわね……

 昔、城ホールで師匠のライブを確か前から3、4列目で拝見して。
 その時は我を忘れてハタの迷惑顧みず、
 "Superstition" などの演奏中、当日居なかったホーンセクションの代わりに、
 客席から大声でホーンセクションしたものですが……(恥)

 今これらを見ると、誠にエラそうなのですが……

   その時や今のご本人でさえ、この頃には叶わない……

 そんな気さえしますねぇ〜

 

 

   最初の Higher Ground ここに繋がってるんすねぇ〜
   にしても、この繋ぎ方…… 強引とはこの事を云う、って感じすね。(笑)



 私事ですが、

   頼むから Don't You Worry 'Bout A Thing は、こっちの方向でさせて下さい!

 と、切に云いたいすねぇ……(笑)
 
 
 
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2010年12月09日

Keyshia Cole / Just Like You

 いやぁ〜、サムなってきましたぁ〜
 と、そんな夜には妙にバラードが聴きたくなったりします。

 ンデのボーカル師匠のブログや、
 師匠の率いるゴスペルグループのマイスペでフレンドとなってます
 本日のタイトルのこの御方。
 私も詳しくは知らないんすがチラホラ聴いたりしてます中に、
  I Remember
 って曲があります。

  

  どうでもいいんすが、この髪型は何三分け? すかね? 三やないか? (笑)

 お聴き頂いたように、実にキャッチーな王道メロディで、
  これぞ、バラード!
 って感じな曲です。
 と、
 そういう風に云うと、若干こっ恥ずかしい気もしますが……
 (って、前々回マライアとか取り上げてる時点で、もう遅いでせうが…… 笑 )

 それでも、
 こういうメロは、やはり来ますよねぇ〜! バックの演奏も渋いし。
 ですが、
 歌詞の内容はロマンチックって感じではなく、
 それを知ってしまうと、
 あんまり "高野豆腐のごとく" ヒタヒタには浸れなくなるおそれがありますんで、
 どうしても歌詞が気になる方は1度意味を気にせずに、
  忍者の水遁乃術よろしく水面から竹筒の先のみ出すみたく
 サウンドの中に浸りまくって堪能した後に内容を調べた方が 
 ええのんちゃうかなぁ〜 と思うのです。

 最後に、
 この生演奏、なかなか渋いですが、
 クオリティ的にはアルバムバージョンがよろしく、
 「高野豆腐(みたくチャプチャプに浸りたい)」をご希望
 でしたら、そっちのフォーがお薦めか、と思われます。

  
 
  しかし、イカツ逞しいすなぁ〜 

 
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2010年11月28日

Me'shell Ndegeocello with Pat Metheny / Montreal's Spectrum 2005

  ーーー なんぞ、おまへんかなぁ〜?
 とか思いながらネットをうろついてますと。

 Ndege 師匠のマイスペに以下のような映像を発見!
  
  

 いやぁ〜〜〜、恰好いいすねぇ〜!

 なかでも久し振りにみる リアル "マグマ大使" 師匠 は圧巻す!

  1. Al - Falaq
   Ndege 姐さんの曲やそうで、アップで激しくて、
   その激しさを全身で表現している Chris Dave の生み出す喧噪の中で、
   存在感バリバリの姐さんのドス黒いベースが 素敵 です。
   で、マグマ大使さん。
   得意の "イルカ君" 的な音色で、弾きまくりマクリスティっす……

   そして、
   結構マグマ大使が盛り上げてしまった後に Ron Blake さん、
   襷がけなパトラッシュ…… 
   いやいや、ストラップ姿で頑張ってはります!
   ん〜〜〜〜、この順番は内容に関わらず厳しいような……

   曲の構成は1つの展開のゴリ圧しではありますが、
   この方々がやると見所聴き所満載す。
   
  2. Invocation
   1曲目からほぼ間髪入れず、姐さん始まりで2曲目スタート。
   こちらは Ron Blake さんの曲のようです。
   とにかく
   スローだろ〜がなんだろ〜が、姐さん よろしいす!

   そして、
    Ron Blake さん、自分の曲なんですが、
   ここでもマグマ大使はんのフォーが、炸裂 いや 大炸裂! です。
   一緒に Chris Dave はんも炸裂っす。
   ほんま、熱すぎっす。
   まぁ、マグマ大使さんにしてみたら、
   こういう展開の曲十八番すもんねぇ〜!
   本領発揮とは、まさにこの事す。
   で、
   間にチラッと挟まる Ron Blake はんの襷がけの背中が哀愁す。

 と、
 そんな恰好いいメンバーの1人 Chris Dave が Robert Glasper のグループで来るみたいすね……
 でも、西には来んみたいで……

 う〜〜〜ん、残念ぜよぉ〜〜 ( ^ ^ ;)

 
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2010年11月14日

Mariah Carey / Charmbracelet

 先日、仕事場に向い運転してますと、
 カーラジオから、本日のタイトルのアルバムの中の
  「Through The Rain」
 がかかってまして。
 と、
 前回と同じような始まり方ですが、似て非なるものです。(笑)

 Mariah 姐さん、と云いますと、
 今や圧しも圧されもせぬ大物状態ですが、
 世間のそういう状況に比べると、
 私はそれほど熱心に聴いてるフォーではなく、
 1st の「Mariah Carey」と2nd「Emotions 」くらいまではアルバムで聴きましたが、
 それ以降はヒット曲をテレビやラジオで耳にするくらいで。
 まぁその程度でも、
 1st を聴いた時は、
  ーーこらぁ、超音波やな……
 と間違いなく思いましたが。(笑)

 で、「Through The Rain」
 Amazon のクレジットを見ると、
 「Hero を超えた珠玉のバラード……」
 みたいな事を書いてましたが、
  ーーいやいや、サビなんか「Hero」によう似とります!
 なんと云いますか、
  ーー Mariah 姐さんも、やはり人の子 なんやなぁ〜!
 と、そんなところに安心もし、感心もしたんですが、
 どうやら作曲者が違うようで。
 いわゆる
 日本のヒット曲の法則みたく
  "売れた曲に肖る"
 って感じが、実のところの本質なのかも知れんです。

 

 (もう、ほとんどこのキーで歌ってないすね)

 まぁ、
 「Hero」を超えたかどうかは別にして、
 「Through The Rain」も泣ける逸品ではありますし、
 こういう話はこの程度で。

 

 (この頃までは細かったのにねぇ〜   あ、いや、失礼。)


 この曲でスゴイのは
  "ファルセットと地声の切り替え"
 でして。
 特に2コーラス目は、
  ーーそこまでやるか……
 ってな具合に切り替えまくりマクリスティで……
 普通はプロの方でも、
 本当に地声が出ないところを上手く処理するのに使ったり、
 または、
 地声からファルセットへの
  "切り替えの美しさ"
 を聴かせどころにしたり、
 と云うような使い方をしてはると思うのですが。
 姐さんに至っては、
 全くそれどころではなく
  "一から十まで狙ってやりました!"
 って感じで。

 順を追ってみてくと、
  1コーラス目       裏声を中心にしてソフトに優しく
  2コーラス目〜ブリッジ  裏と地の切り替えの妙
 で、
  サビの繰り返し      1音半上がってるのに "オール地声"
 って、
  おいおい……
 サビの繰り返しの上がってる数は間違ってるかもすが、
 とにかく "音は上がってはいる" 訳で。
 と云う事は、
 その前の2コーラス目もオール地声でも出るはずのところを
 敢えて、
  混ぜ混ぜしてはる
 って事になり……

 ほんま、なんちゅうか、
  ヤラしい っちゅうか、
  ズルい  っちゅうか、
 これまでにも、よく楽器のスゴテクな人を
  「サーカスやん!」
 とか云うて来ましたが、
 まさにそんな感じな訳です。

 ところが、
 歌の場合、パッと聴きはそれほどにも感じないようで、
 私も最初はなんとなく
  ーー泣けるバラードやなぁ〜
 程度に思ってただけやったんすが、
  いやいや、
 ちゃんと聴きますと云うと、
 恐ろしいテクに裏打ちされた奥の深いパフォーマンスや、
 って事を、
 身をもってビシバシ感じさせられちゃう事になりますのです。
  
 ほんま、なんてことなんでせう……
 溜息につぐ溜息しかない、って感じす……

 



 最後に「Hero」の検索過程でこんなん見つけました。なかなかオモロいす。

 
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2010年11月07日

Ayumi Ishida & Tin-Pan-Alley-Family / Our Connection

 先日仕事場に向い運転してますと、
 カーラジオから、本日のタイトルのアルバムから
  「バイ・バイ・ジェット」(Chorus:吉田美奈子、山下達郎 やそうです) 
 って曲がかかりました。
 最初は徐に聴き流す感じでいたんですが、
 どうもバックのサウンドが
 気になる、と云うか、惹かれる、と云うか。
 で、
 曲終わりの情報に耳を集中していると、
 タイトルのアルバムの紹介があった訳です。

  ティン・パン・アレイーー
 久々に名前を聞きましたが、
 私がベース師匠と出会った頃に、
 当時一緒にやってたドラマーと3人で、
 そのあたりの話をしたのを思い出します。

 いいのか悪いのか、
 タイムリーなこのサイトに、
 これも "流出" って事になるのかもですが、
 探してみると案の定ユチュブられてます。
 
 

 アルバムの1曲目で、なかなかアップテンポな恰好いい曲です。
 作編曲: 細野晴臣 ってのにも「へぇ〜〜」ってなりますでしょ。
 歌の合間のアナログシンセが時代を感じさせますが、
 何よりこの曲は、歌い出し前の今で云うポエトリーリーディングみたいのがオモシロいす!


 

 
 と、まぁ他にも2,3曲ユチュブられてるんですが
 「バイ・バイ・ジェット」同様埋め込み出来ないので、
 興味のある方は検索ど〜ぞ!
 また Amazon では全曲45秒ずつではありますが試聴も出来ます。

 それにしてもこのサウンド、
 全体的には古いっちゃ古いんですが、
 なんか、それだけでない、すよね……
 やはり、非常に sophisticate されてる、そのように思いますねぇ〜
 だから、
 今聴いても なんとも興味深い んでせうねぇ〜

 
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2010年10月31日

Faith Evans / Something About Faith

 毎年云うてるでせうし、
 来月もまた云う事になるんでせうが云うときます。
  ーー もう11月ですか……
 先々週あたりまで半袖でも大丈夫やったと思ったけど、
 あっちゅう間に "コタツ" ですからね…… いやはや。

 で、
 今回は Faith 姐さんの新譜です。
 ちょくちょく気にはしていたのですが、
 しっかと聴くのは、
  「Keep The Faith」
 以来、5年ぶりで…… ごぶさたす〜
 が、
 相変わらずの歌いっぷりで、
 今回も見事なフェイクです。

 では、早速曲をピックアップしてみます。

  02 I still
   しかし、アメリカのRB系って、1つの進行で圧しますよねぇ〜
   サビは楽器的にはハープっぽいシンセとストリングスを加えてますが、
   大半コーラスの厚みで持って行く感じですから、スゴイです。
   そして当然、
    Faith 姐さんと云えば "フェイク"
   ですんで、後半はそれも大炸裂させて変化つける、って感じです。

   


  11 Sunshine
   エレクトロディスコ? 
   なる区分があるのか知りませんが……
   そんな雰囲気の1曲です。いいノリです。

   


  12 Everyday Struggle ft.raekwon
   いや渋いミドルです。
   基本8小節のパターンしか無いんですが、
   そのパターンが格好いい!
   でも、欲を云えば、もう1パターンくらいあってもええような……

   


  14. Change
   タイトルと分厚目のコーラスと手拍子で、
    ーー ゴスっぽい
   とか云うと、ボーカル師匠とゴスな皆さんから、
    ーー いやいや、そんなもんやない!
   とご指摘を受けるかもですが……
   まぁ、そんな雰囲気のする曲です。
   イイです!
   で、
   ここで初めてドラムが人間っぽいのも、イイです!

   


 しかし、
 ちょっとエラそうですが、
 アルバム前半の曲のバックトラック、もうちょい凝れませんかねぇ……
 ほんとスカスカす……
 いや、
 それを気にさせないほどの
  ボーカル&コーラスワーク
 って事なのかも知れませんが、
 私らみたく全体を気にする人間には、ちと寂しいような……
 10. Can't Stay Away の Keyshia Cole とのデュオなんか、ベースレスやし……

 まぁ、
 Faith 姐さんと云えば
  "フェイク姐さん"
 ってとこは今回も健在ですし、
 そこは充分に堪能出来ますので、
 例えば、
  ーー いきなりアドリブやスキャットは難しい……
 って、日頃悩める方なんか(どんな方や!?)には、
 このへんのコピーなんかしたりすれば大いに役立つような?
 とか云うてみるものの。
 案外、
 いざやろうとするとフェイクも難しいやろけどね……
 
 
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2010年10月17日

Horace Silver / A Prescription For The Blues

 「Brecker も "Silver School(って云うんかな?)" に入ってたんすね?」
 意外でした。
 やはり、
 Silver 師匠でよく聴いてるところと云えば、
 私の場合 Blue Note 全盛な時代ですんで、
 90年代の Silver 師匠は守備範囲から漏れてましたね。

 しかし、こうやって聴くと、
 Brecker 兄(Randy ファンの皆様、失礼)も、いい感じすね!
 マスコミの弊害か? 世間の評判か? は知りませんが、
 この兄弟には、
  やれ "弟" "弟"
 な印象がどうしてもありますでしょ!?
 でも、
 エラそうな云い方ですが、
 ここでは弟に引けを取らない好内容やないでせうか!
 ね?

 っちゅうか単に
 「Silver 師匠の曲には、やはりペットが似合う」
 ってな事やったりするのかな……?
 いや、もっと辛口の人なら、
  ーー  Morgan や Mitchell 等々先達のプレイがあったからこそ……云々
 ってな、ご意見もあるのかもですけど……
 やっぱ、
 個人的には、ここでの兄イイと思いますです、ハイ。
 
 まぁ、それはそれとして、
 曲です。

  5. Brother John & Brother Gene
   師匠のアルバムには、中に1曲トリオ演奏が挟まれてるケースが
   時折あるように思うんですが、
   この曲もいいすね〜!
   とりわけ難しいテクニックを見せつけるでもないんですが、
   素直にいいす。

  6. Free At Last
   そして、
   このテーマの "中東っぽい" と云うか何と云うか、
   エキゾチックよろし、す!
   しかし、
   一転して、こういう進行の上でのソロは難しいすねぇ〜
   でも、その苦しさ加減が、またヨロシおす!(笑)

 それにしても、
 師匠のピアノトリオは味があってよろしいすね!
 私が初めて買った師匠のアルバム
  「Blowin the Blues Away」
 にも、
  The St. Vitus Dance
 と云う非常にノリのいいトリオナンバーがあって。

 

 これなんか、
 ジャズのお店などでは、わざわざ管楽器を入れて演奏してるミュージシャンも居るようですし。
 いやぁ〜、この曲に管入ったら格好いいよねぇ〜!
  ーー あぁ、肖りたかったなぁ〜〜!

 ところで、
 師匠の既発の色々なアルバムのピアノトリオだけ集めた作品って無いんかなぁ〜?
 あったら絶対私以外にも欲しいって人、居るやろになぁ……
 実は既にあるんかな??
 どうなんやろ?
 
 最後に、
 このタイトルの "処方箋" って、オモシロいすねぇ〜
 ブルースを敬愛する人にすればムカッ!と来そうですが、
 まぁ、
 師匠にしてみれば、このジャケ写からして
  ーー ウィットに富んでるだろ!?
 ってな感じの狙い、なんでせうねぇ……
  
 
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2010年09月23日

Daniel Varsano, Philippe Entremont / Erik Satie:Piano Works

 

 先日終了した
 「熱海の捜査官」
 を、ポォ〜〜〜〜〜〜っと見ながら、
 『オダギリ城は、最後いったいどうなったんやろ?』
 とか思いつつ、
 ふと流れてる音楽に気づいて、
 『これって、Satie の Gnossienne, 1. Lent やな…… 』
 と思ってガサゴソ。
 『そういや、Satie って、ちゃんと聴いてないなぁ…… 』
 って事で、タイトルのアルバムを聴いたのです。

 いや、
 当然 Satie と云われても、
 どっかの行った先の BGM や、テレビ番組の中とかで聴きかじってる程度なので、
 何を聴くのがベストだとか全くわかりませんし、
 ひとまずこれを……
 って感じなので、難しい事をツッコマれても対応できませんので、
 ヤイヤイ謂われましても……   悪しからず。

 で、
 こうやって何曲も聴くと、
 ここ数日、急に "秋本番" へ移行した気候にもピッタリで、
 なんかセンチな、と云うか、そんな気持ちにさせてくれ、
 また紅茶ブランデーのお供を見つけたようです。

 
 さて、
 曲の方は、長くても3、4分程度。
 日頃、長尺の音楽を聴く事が多い私には、少々物足りないような……
 と思いきや、意外にそうでもないんすね、これが。
 心がほっこりするような、Gymnopédies, 1. Lent et douloureux もあれば、
 独特の音使いが怪しい、Gnossienne, 1. Lent に代表されるようなものもあり、
 全編興味深いです。

 でも、
 ピアノソロでも、日頃1曲の中に起承転結のハッキリしたものを聴きつけてるだけに、
 いや、Satie さんの音楽も様々展開は考えられていて知的なのですが、
 どうも "知的" が肌に合わんのか?
 ともすれば、睡魔に誘われ…… zzz...
 まぁ、
 秋の夜長によう寝れて、って事で、
 この際、そういうのもエエ事にしたってくださいませ!(笑)


 あ、そうそう「熱海…」と云えば、
 もちろん林檎姐さんの「天国へようこそ」も格好よろしいす。
 でも、配信のみのようですけどね……

 

 
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2010年09月05日

Terri Lyne Carrington / Mosaic Project

 タイトルなアルバムが出ると発見し、
 sawa さん伝いに「東京ジャズ」に、このプロジェクトが出ると知り、
 つい先ほど、その演奏を聴きましてチョロっと投稿をば、と云う感じで。

 アルバムの情報を HMV さんで見ると、
 今をときめく女性アーティストのクレジットの中に、
  Me’Shell Ndegeocello (bass)
 と発見!

 しかし曲目を見ても、

  1: Mosaic Triad (Terri Lyne Carrington)
  2: Transformation (Nona Hendryx, Kevan Staples, Carol Pope)
  3: Echo (Bernice Johnson Reagon)
  4: Wistfu (Terri Lyne Carrington)
  5: Crayola (Esperanza Spalding)
  6: I Got Lost in His Arms (Irving Berlin)
  7: Michelle (Lennon/McCartney)
  8: Simply Beautiful (Al Green)
  9: Soul Talk (Terri Lyne Carrington, Nona Hendryx)
  10: Unconditional Love (Geri Allen)
  11: Insomniac (Terri Lyne Carrington)
  12: Cacadores de Emocoes) (Terri Lyne Carrington, Danielle Mariuzzo)
  13: Show Me a Sign (Carmen Lundy)

 と( )内は作曲者のようで、
 一体どの曲に参加してるのやら、わかりません……

 で、
 東京ジャズに来てたメンバーも、

  Terri Lyne Carrington(ds)
  Esperanza Spalding(b)
  Nona Hendryx(vo)
  Tineke Postma(sax)
  Ingrid Jensen(tp)
  Helen Sung(p)
  Patricia Romania(vo)
  Special Guest 山中千尋(p)
  
 当然ながらフルメンバーでは無いですし……
 予想通り Ndege 姐さんは居らず……


 ウダウダ云うてても仕方ないので、
 ライブを聴いた印象はどうかと云うと、
  『なかなか、手強いぞ……』
 みたいな。(笑)
 まぁ、
 10月中頃にテレビで放送されるようなので、
 その際に改めて「確認&お勉強」ってとこすかね。


 ところで、
 私の場合 Terri Lyne 師匠と云えば、
 その昔、
 横浜のとあるジャズ喫茶に入ったたかかってた
  John Scofield / Flat Out
 を聴いて、店のマスターに
  「このドラムは女性です。」
 と教えてもらった事が、最初の印象として思い出され。

 その次は、
 ライブアンダーでの Sanborn グループのこの曲

 

 色々難しい事もできはるのに、
 このグルーヴに徹する姿勢に、また殺られ……
 (ハイラムも、この体型を維持出来てたら、まだ元気やったかもなぁ……
  ドン・荒井注も、懐かしい……)


 で、
 最後にユチュブってたら見つけた圧巻のパフォーマンスを。

 

  いやぁ〜、カッケェ〜!
  でも、意外に左手マッチドやったりするんすね。

 

 

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2010年08月29日

Prince / 20Ten

 殿下のニューアルバムです。
 HMV さんによると、
 殿下は、
  「インターネットは完全に終わった」
 と宣われたようで、自身の公式サイトも閉鎖されたそうです。
 さすが殿下! "ワン&オンリー" な道まっしぐらっすねぇ〜!(笑)
 なので本アルバムはまたもやヨーロッパでは "雑誌の付録状態" らしいです。

 ついでに殿下のお言葉そのまま引用させて頂くと、
  「なぜ自分の新しい音楽をiTunesや他の配信サイトに渡さなければならないのか
   理解できない。
   彼らは前払いもしないくせに、それで楽曲の販売権が手に入らないと怒り出す。」
  「インターネットはMTVのようだ。かつてはイケてる時代もあったが、
   あっという間に時代遅れになった。
   とにかく、コンピューターやデジタル・ガジェットとかいうものは、どれもダメだ。
   人の頭の中を数字でいっぱいにするだけで、そんなもの誰にとってもいいわけががない。」
 いやぁ〜、ほんまにオモシロいすねぇ〜、この方は。

 では、曲について少し。

 03. Future Soul Song
  何と云うか、
  このバラード系で使われる打ち込みドラムの慣れ親しんだ音。
  何か好きですね〜
  そして、ここでは "殿下の低音の魅力" 全開です。

 07. Walk In Sand
  珍しく、と云うか、
  ストレートなミドルバラードです。
  ドラムとかが生っぽいのもいいです。
  今度は "ファルセット" で聴かせます。

 08. Sea Of Everything

  

  この When 2R in Love とかでも使ってるリズムマシン、好きすねぇ〜
  そして、
  一聴、構成が単純そうなのに、
  1コーラス、2コーラスと曲が進むにつれメロを変更したり、
  コーラスアレンジを施したり、特徴的なシンセのリフを入れてみたり、と
  確実に1回聴いただけでは把握出来ないであろ〜練られた展開が秀逸です。
  で、
  ファルセットから地声へ、
  地声からファルセットへ自由に行き来するのも、
  秀逸ですね〜

 と、
 気がつけばバラードばかりを取り上げてしまいました。
 と云うのも、
 なんか今回ノリのいい曲には、
 失礼ながら新鮮さを感じないんすよねぇ……
 なので、
 私としてはトータル的には前作
 「Lotus Flow3r / Mplsound / Elixer」
 のが好きかなぁ…… と。
 いや、
 もちろん好みは色々ですんで、
 皆さんもご自分の耳でお確かめを!
 
 あと、
 気になるのは Liv Warfield が参加してるみたいなんですが、
 果たして、どこにおいでなのか!?
 わかりましぇん……
 まぁ、あまりの殿下色にドップリ染まってしまってるからかもすね。


 あっちこっち見てたら、こんな映像を発見!
 何やらムズ痒そうな顔で自分の曲を聴くお姿は微笑ましいすね。
 しかし、
 エスペちゃん、やっぱりカワイイすね!
 でもって、
 アリシア姐さん、本人を前にしてもさすがっすね!
 しかも私の好きな Adore を選ぶとは…… ムム!
 で、
 パティ大姐、については何も云うまい……(笑)

 


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2010年08月22日

Herbie Hancock / The Imagine Project

 暑いすね……
 まぁ、予報では後1週間って事みたいすが、はたして?
 
 本日は、Hancock 御大の新譜です。
 え〜〜と
  「River: The Joni Letters」
 に続くアルバムになると思うんすが、
 間違ってたら、ごめんやす。
 なんせ、暑いので……

 今回はアルバムコンセプトが、
 「平和と地球規模の責任」
 と、かなり大き目なのですが、
 まぁ、そういう事を意識するにしろ、しないにしろ、
 純粋に音楽自体を楽しめる好内容と思います。

 では、曲見ませう。

 1. Imagine
  Seal の声って、こんな声でしたっけ?
  マイケル・ボルトンか!? と一瞬思いました…… 力強い。
  リズムがのってからはアフリカチックに。
  で、全編を通して御大のプレイは目立ち過ぎず引き過ぎず、巧みです。

 2. Don't Give Up
  基本ピーター・ガブリヨリ師匠のオリジナルを踏襲してますが、いいすねぇ〜
  John Legend が、ガブリヨリ師匠とまではいきませんが、エエ味すねぇ〜
  で、ここでも御大邪魔しない程度に珠玉のサポート…… クゥ〜〜〜!
  
 3. Tempo De Amor

  

  歌といいバックといい。すごくシンプルな作りで、
  その合間に入る御大のソロが、まぁ格好いい!

 9. A Change Is Gonna Come

  

  こういうサウンドの中での御大のプレイは何も云う事ないすね。
  それにしても、
  この出しゃばらずに的確に欲しいところに欲しい音をくれるベースは誰か?
  と思ったら、なんと!
   Tal Wilkenfeld: bass
  とあるやないすか!
  こんだけのプレイされると、
  安易に「タルちゃん黒ハート」とか呼びにくい感じすねぇ〜

 10. The Song Goes On

  

  最後のこの曲はインド風味あふれる疾走感満点な曲ですね。
  その疾走感は、Satyajit Talwakar: tablas って方が出しておられるのですが、
  その下でしっかり底支えしてるのが実は、
  カリュータか、カレウタか、コライータか、コリュータか、謎な(怒られるな……)
   Vinnie Colaiuta: drums
  やったりします。いつもながらエエ仕事してはりますなぁ〜!
  そして、
  その上でここでも奇跡的なフレイズを聴かせてくれてますこの音は、
   Wayne Shorter: soprano saxophone
  いやぁ〜、こっちの御大も相変わらずのミラクルで、
  ほんま、肖りたい、蚊帳借りたい(古ぅ〜〜〜!)ですわ。

 って事で、
 全編安心して聴けて、よろしいすねぇ〜
 御大にはこの調子で元気に今後も色々活躍してもらいたいもんすねぇ〜!

 
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2010年08月11日

Clémentine / Animentine 〜Bossa Du Anime〜

 世間はお盆休み。
 私も今晩からなんとか突入〜

 で、
 そんな猛暑とお仕事での疲れを癒してくれたのが、これ。
 
 数時間遡って。
 夕方17時過ぎ頃だったか、
 車を運転しながら偶然かけてたαステーションから、
 "オシャレなバカボン" が……
  『なんですか、これは?』
 と思ってると、
 Clémentine でした。
 日本語タイトルは、その名も「バカボン・メドレー」 

 

 いやぁ〜、堪らんすね!
 このカヒミ・カリイばりにウィスパーなのもいいですし、
 それより何より、
 何がイイって "サビの2回し目"
  ca y est ils sont heureux
 のところのコード進行は間違いなくツボすね〜

 ただ歌詞は原曲とは違いそうな気が……
 とくに
  ecoutez Flip flap flip flap
 は、
  「だから、トンボガエリなのだ」
 では、無いですよね。(笑)


 って事で、他の曲見ませう。

 1. ラムのラブソング (アニメ『うる星やつら』OP)

 

 YouTube があったので一応貼っときますが、
 これはそれほどヒネってないですね。
 でも、ティンパレスはエエ仕事してはります!

 2. バカボン・メドレー
  上の通り。

 8. サザエさん・メドレー
  これもバカボン同様、サビのコード進行よろしいすね!

 10. とんちんかんちん一休さん (アニメ『一休さん』OP)
  これは英語詞で、意味が伝わりやすくて、
  いいような、そうでもないような……
  要するに、
   Why don't you notice my feelings Mr.One Break
  「Mr.One Break」って、ねぇ!(笑)
  
  
 
 他にもポニョやらナウシカやら盛り沢山で、
 誰か知らんけど、オモシロい事考えはりますよねぇ〜

 こういうパッと聴き、
 肩肘張らずにリラックス出来て、
 でも、
 原曲そのままやなく、
 コード進行やアレンジの一工夫に
 ちょっとニンマリ楽しませてもらえる、
 そんな音楽もエエもんですね!(喜)


 しかし、
 どうでもええけど、
 バカボンの最初と最後のギター、
 ムッサ覚えたいわぁ〜!(笑)

 
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2010年08月08日

Sting / Symphonicities

 毎回ですが、
 ほんま、暑いすねぇ〜

 で、
 Sting 師匠が、こんなん出してはりました。
 いわゆる「with Strings」ってやつすね。
 なかなかオモシロいですよ。

 ちょっと元々の曲と比較しながら見てみませう!
 
 1. Next To You
  いやぁ〜オモシロい!
  勢いも尖り具合も Police のオリジナルにはかなわないけど、
  それでも立派にそれなりに尖ってます。
  いいすねぇ〜、まさしくオープニングに相応しいアレンジでせう!(喜) 

 2. Englishman In New York
  ソプラノがクラリネットになってる以外、前奏はそっくりすね。
  でも、このイントロのストリングスの指弾きがなんとなく気持ち好くて、いいすね!
  ただ、惜しむらくはピアノ…… すかね?
  こんな丸っきりオリジナルっぽく入れる必要は、ねぇ?
  上手く隙間を埋めてるはいますが、
  いっその事、ピアノのパートを別の楽器にさせれば、
  さらにオーケストラ感?が増して…… とか。
  あと後半の、
  ドンドンパンパンドンパンパン♪(笑)
  のとこも、
  どうせならティンパニでやって欲しかったなぁ〜〜〜 とか。
  まぁ、
  エラそ過ぎるかもすが……(笑)

 3. Every Little Thing She Does Is Magic
  この曲で、原曲のコープランドの気持ち良さを期待するのは無理すね。
  それを踏まえて聴けば、オーケストラは大いに頑張ってはりますよ!

 4. I Hung My Head
  それほど原曲との隔たりない仕上がりで……
  っちゅうか、これ何拍子や?
  う〜〜〜ん、あかん、ハマったな……(汗)
  ドラム師匠に聞いてみよ。

 6. Roxanne
  ボーカルを1オクターブ下から始めると云う手法です。
  なので、当然後半は1オクターブ上がって来る訳です。
  わかってても、この音域の広さ、盛り上がります!
  オリジナルよりは落ち着いた、今の師匠にあったアレンジで渋いです。

 10. We Work The Black Seam
  この曲は今回のアレンジのが合ってないすかね?
  個人的にはこの渋い感じがフィットしてるような……

 11, She's Too Good For Me
  誰がこれをカバーしようと云い出したんでせう?
  普通ならその発想は出んような……
  いや、
  でも原曲のブリッジ部分ありき!
  の発想かもですね。
  まぁ、何にしろよう出来てます!

  

 YouTube はダイジェストみたいですが、
 こういうの見ると全貌が見たくなりますねぇ〜
 以下の初回限定盤の DVD にどこまで入ってるのかわかりませんが、要チェックすね。

 ってな感じで気分転換して、
 いよいよ個人的な "例のアレ" が始まりますよって……(汗)
 確認と準備をばせねば!

 
 
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2010年07月31日

Yahzarah / Ballad Of Purple Saint James

 もう7月終わりですか……
 早いなぁ〜 & 暑いなぁ〜
 
 本日は久々にレビュってみます。
 この方、これで3枚目になるみたいです。
 1枚目の「Hear Me」ってのは発売時にチェックして
 当時よく聴いてたのですが、
 その後、知らん間に「Blackstar」なる2nd が出てたようですが、
 これはチェック漏れしてもうたようで……
 また後で聴いてみて投稿するかもです。
 なので、
 とりあえず順番は逆ですが、本日は3rd をば。

 では、曲を見てみませう。

 1.Strike Up The Band
  いわゆるオープニング曲って感じです。
  何の根拠もないけど、何となく Erykah を感じるような……

 4. All My Days Ft. Darien Brockington
  王道バラードですが、コード進行に少し凝ったところを入れ、
  Darien って方とのデュエットが、ただの王道では終わらせてません。
  バック全編に流れるフランジャーっぽい効果もオモシロいです。

  

 5. Come Back As A Flower 
  これまたバラードですが、
  まるで映画のエンドロールにでもかかりそうなストーリー性を感じさせる
  なんとのぉ〜ゴージャスな感じのする進行です。
  よ〜デケてますなぁ〜!

  

 9. Have A Heart
  これがハイライトやないすかね!
  イントロは、オルガンのマイナー進行で厳かに始まり、
  さらにその上に泣きのギターがのっかって少々重めな感じがしますが、
  ボーカルが入ると一転してメジャーへ……
  と、それだけでも意表をつかれ殺られます。
  また、
  全パートを人がやってるであろぉ〜ところにも"力入ってる" のが感じられて、格好いい曲です。

  

 10. Change Your Mind
  ちょっとリズムトラックに "殿下" 入ってますね。

 その他、ロックっぽいのもあり盛り沢山です。

 しかし、N'dambi と云い、この方と云い、
 Erykah のバックコーラスやった方々、皆ガンバってますねぇ〜

 私も精進しやんと、っすね!


 P.S.
 どうでもいいんすが、ジャケのインパクト "大" ですなぁ〜

 
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2010年07月04日

Aldo Romano, Remi Vignolo, Baptiste Trotignon / Flower Power

 本アルバムは3人名義ですが、
 実質 Baptiste Trotignon の作品やないでせうか。

 この Baptiste Trotignon って人を私が知ったのは、
 2000年に発売されたデビュー作「Fluide」ですが、
 多分2000年の発売よりは数年後に購入したよ〜な、気がします。

 で、
 それから折にふれ彼のアルバムはチェックはしてたんですが、
 2nd の「Sightseeing」は発売当時の試聴でピン!と来なかったのか
 買わず仕舞でして…
 その後もソロアルバムを数枚出したりしてるよ〜ですが、
 そのへんもノータッチで来てしまい……
 今年の新譜では、
 ペットとサックスが入ったライブ盤「SUITE...」で、
 大いに触手が動いたんですが、やはり未購入。
 その時に知った1作前のスタジオ録音「SHARE」も
 同じくホーンが入って魅力的なのですが、これまた未聴。
 と、
 気づけばそんな案配で……

 で、
 それらは "なぜか!?" 後回しにして
 本作(2006年発表)に行ってしまいまして(笑)
 いやぁ〜、いいです!
 選曲が Jazz の有名曲ではなく Rock や Pops の曲
 ってのも馴染みがあっていいのかもです。
 とはいえ、
 演奏は、もち Jazz なので、
 そう聞いた時点で敷居を高く感じる方もあるでせうが、
  "ながら聴き" から始めても邪魔にならない心地よさなので、
 そうした中で少しでも興味がわいてくれば、
 その1曲1曲の、
 美しい曲はより美しく、
 Rock な曲はより力強く、
 と云う、
 3人の繊細な演奏の一挙手一投足が感じられるようになるのでは、と。

 では、内容を適当にピックアップして見てみます。

  1. Love me, please love me ( F.Gerald / M.Polnareff )
   この曲はオリジナルを聴いた事がないですが、
   一聴、全く Jazz 丸だしです。
   普通にスタンダードって云われてもわからないくらいです。
   一体オリジナルはどんな感じなんでせう? 
   かえって気になります。

  3. Valse de Melody (S.Gainsbourg)
   これを選曲するところが、
   「フランス人たる所以!」
   とか云う、
   ベタなコメントで済ますのは、あきませんかねぇ……(笑)

  5. Black Dog (J.Page-R.Plant)
   まさに "挑戦" ですね!
   これはこれでオモシロい仕上がりです!
   ツェッペリンでズジャると、
   こんなん出ましたけど〜〜〜!
   みたいな。

  6. Don’t let me be lonely ( J.Taylor )
   私に勇気を与えてくれるボーカリスト J.Taylor 師匠。
   このバージョンもいいですが、
   この曲自体がなんか哀愁があっていいすよねぇ〜!
   他にも色んな人がカバーしてて、色んなバージョンがあって。
   いつかこの曲カバーしてみたいすねぇ〜

 あとは、B.Dylan あり、
 P.Simon や E.John では、とにかく美しく、
 でも最後に、
 The Doors でちょっと暴れさせてもろてから〆はります。

 ユチュブって見ると、
 同じメンバーでの映像があったので貼っときます。
 尻切れですが……

 


 そ〜云えば、
 こんな感じでジミヘンの曲ばかりカバーしたアルバムも最近出てましたねぇ〜
 「ARTUR DUTKIEWICZ / HENDRIX PIANO」
 まだちゃんと聴いてないので、
 早よ聴きたなってきましたぁ〜


 ARTUR DUTKIEWICZ はジミヘンの定番中の定番曲がユチュブられてたんで、
 一応。

 



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2010年06月20日

Grant Green / Solid

 私にとっては、
  " 彼を聴くと勇気をもらえる "
 と、そう勝手に思ってます Green 師匠のアルバムをば。

 ど〜もこのアルバム、
 元々のアルバムに曲がプラスされたもののようですが、
 レコーディング日が、
  Recorded on June 12, 1964
 となってるところを見ると、
 LP 時代の編集の都合上カットされてたものが足された模様と思われます。

 さっそくですが、
 まずプレイだけで云いますと、
 Green 師匠名義に関わらず罰当たりな感じですが、
 やはりこの頃の、
  McCoy Tyner, piano
  Elvin Jones, drums
 二人のキレ方は尋常じゃないように聴こえます。
 まぁ、同年に“A Love Supreme”が録音されてるのを
 判っている今だから、余計にそう思うのかも知れませんが……
 いや、
 それにしても、そんな気が拭えませんねぇ〜
 そして、
 以前、このアルバムにすいて適当に検索してた時、
 どこかで見かけた誰かの投稿に、
  James Spaulding, alto sax
 が "思いの外ガンバってる" と、
 中々エラそうな物言いではありますが、
 この方、このあたりの時期に Shoter 師匠のアルバムなどで多用されてますが、
 そのあたりの内容を思い浮かべてみても、
 確かにここでの Spaulding さん、中々格好いいす。

 で、Personnel は、

  Grant Green, guitar
  Joe Henderson, tenor sax
  James Spaulding, alto sax
  McCoy Tyner, piano
  Bob Cranshaw, bass
  Elvin Jones, drums


 演奏者もいいのですが、曲がどれも中々いいです!

 1. Minor League (Duke Pearson)
  まずテンポのいいのを持ってきて、オープニングから惹き付けられます。

 2. Ezz-Thetic (George Russell)
  George Russell 作曲って事で、
  Green 師匠には、まことに失礼ながら聴く前は、
   『Green 師匠、大丈夫か!?』
  と心配してしまいましたが、
  いやいや、ほんと失礼しました、
  "師匠らしさ満開" です!

 3. Grant's Tune (Grant Green)
  お待たせ! 師匠のオリジナルです。
  曲もプレイもいいす!
  でも、
  なんと云いますかソロの出だしから何から、
  ここでの Joe Henderson には残念ながら負けてるかもです。
  でも、
  師匠、格好よろしおすよ〜! 

  

 5. The Kicker (Joe Henderson)
  アルバムタイトルになってる Rollins のブルースで小休止のあと、
  Joe Henderson のオリジナルです。
  自身のアルバムでもこの曲を演奏してますが、
  私はこのバージョンのが好きです。
 
 6. Wives And Lovers (Bacharach-David)
  哀愁のワルツです。
  全編 Green 師匠の音の切なさがいい感じです。
  後をおって、McCoy も
  「おれの切なさはこうだ」
  と歌い、そのソロの合間に Right チャンネルから聴こえる
  Elvin 師匠の唸り声も、また切ないです。

  

 私はまぁまぁ Green 師匠のアルバムを持ってますが、
 その中でもこのアルバムはベスト3に入ると思います。

 いやぁ〜、
 最近中々グッとくるアルバムに出会えないので、
 またいいアルバムに出会えたのが、素直に嬉しいです!

 
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2010年06月09日

Lauryn Hill / Khulami Phase

 どーやら先月発売されたみたいな、本アルバム。
 一応、未発表曲集と銘打ってますが、
 本来5年前あたりに発表する予定で流れた幻のアルバム+α、
 と云う情報もあったりと、
 本当のところは ? です。

 私に限らず彼女の1st を出した時の勢いと、
 あのグラミーの受賞の仕方を思えば、
 その後は順風満帆な活躍だろーと自ずとイメージしてましたが、
  まさか…… の D'Angelo 的状態
 に、ただただ残念な気持ちで今日まで過ごしておりまして。
 が、
 MTV Unplugged からこっち(間に他にも出てるかもですが)、
 やっと(未発表集って事ですが)アルバムが発表され、
 久し振りに新鮮な彼女の歌声を耳に出来ると思うと非常にうれしいです!

 曲目は、
  1: INTRO: Lauryn Hill Speaks
  2: Lose Myself
  3: I Find It Hard To Say {Rebel}
  4: World Is A Hustle
  5: Social Drug {Studio Version}
  6: Take To Much {Rich Man}
  7: The Passion
  8: Freedom Time/Mystery Of Iniquity {Lyrical Mix}
  9: INTERLUDE: Lauryn Hill
  10: Music
  11: As (Live @ Nippon-Budo-Kan, Tokyo 1999)
  12: Killing Me Softly (Live @ Dave Chappelle’s Block Party)
  13: To Zion {Rehearsal} 14: Do You Like The Way
  15: Blame It On The Sun
  16: INTERLUDE: Lauryn Hill
  17: If U Wanna
  18: Endless Fight
  19: Motives & Thoughts {Poem}
  20: The Makings Of You (Curtis Mayfield Cover Live)

 11: As (Live @ Nippon-Budo-Kan, Tokyo 1999)
 ビビービー・ワンダー(ネズミ男みたいすが、もちろん Stevie Wonder 師匠です)の
 As のカバーがユチュブられてたので一応貼っときます。
 でも、短いすよ〜〜
 
 


 う〜〜〜〜ん……
 私も全貌を聴けてないので詳しくはわかりませんが、
 何となく、MTV Unplugged とかその他で見たようなタイトルも多いような……
 既に過去のアルバムを持ってる方は、
 喜んだのも束の間、
 念のため買う前にそのあたり少々チェックしてるフォーがいいかもすね……

 しかし、
 それにしてもこのジャケ写、
  本人すか!?
 この髪型にマント姿は一見、
  ゴア!?
 とも思えなくもないし……
 まぁ、お子さんも5人くらい居るとか情報もありますし、やはり
  "母の貫禄"
 ってやつすかね?

 ただ、どんな気分の時でも、
 この姿を目にするだけでパワーはワ〜ンサカもらえそーすが……

 
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