2010年06月06日

Elvin Jones / Elvin !

 先頃 Hank Jones 師匠が亡くなられて……
 ちょうどその頃、偶然ですが、
 Hank. Thad, Elvin の3人が揃った本アルバムを聴いてまして。
 今回は追悼の気持もこめて、本アルバムについて投稿する事にしました。

 録音時期は61年と62年。

 Personnel は、
 Elvin Jones (drums)
 Thad Jones (cornet)
 Hank Jones (piano)
 Frank Wess (flute)
 Frank Foster (saxophone, tenor saxophone)
 
 では曲を見ませう。

 1. Lady Luck
  ジャズ番組のオープニングにでも使われそうなテーマのミドル。
  リリカルな Thad のミュート cornet、Hank のかわいい粒のピアノ、
  そしてよどみない Elvin のブラシ捌き、1曲目から唸らされます。

 2. Buzz-At
  Thad の曲で、アップテンポな曲です。
  ここでの Thad のミュートソロ、すばらしいです。

 4. Pretty Brown

  

  ミドルなピアノトリオでの演奏。
  Elvin 師匠のブラシ捌きが、Tommy Flanagan「Overseas」ばりにいいです。
  私はこの曲を一聴して本アルバムが欲しくなったのです。

 5. Ray-El
  メッセンジャーズに通ずるような Thad によるナンバーです。
  まぁ渋いですが、Elvin のソロからエンディングテーマに戻るところが、
  これぞ「Elvin 師匠ならでは!」で味噌です。(笑)

 6. Four and Six

  

  Oliver Nelson のブルース進行を元にした1曲。
  しかし、本アルバムでのトリオ演奏を聴くと、
  このトリオで1枚アルバム作っといて欲しかったなぁ〜〜〜とつくづく思います。

 とまぁ、こんな感じで、
 また愛聴盤が増えて幸せですね。
 ジャケットだけ見ると Mornin' のブレイキー師匠とエエ勝負に
 「暗がりに顔面浮かび上がり現象」ですが、
 ほんといい内容なので皆さんも要チェックっす!

 
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2010年05月16日

Erykah Badu / New Amerykah Part Two (Return Of The Ankh)

 ここ数枚のアルバムでは、個人的には肩透かしを喰らわされてるって感じなんすが、
 それでも、
 この人や Meshell Ndegeocello 師匠がアルバム出すと聞くと、
 ど〜してもチェックせずにおれん訳で。
 って事で、
 発売されて少し経ってしまいましたが、本日はこれです。

 すでにご覧になったでせうが、まずは裁判沙汰になって話題になってました PV を。

 

 これ、歌詞の意味調べてませんが、何か脱ぐ事と関係があるんでせうねぇ……
 結局、罰金払わはったんでせうか?

 では、内容チェ〜〜ック!

  02 Window Seat
   これが上の "脱ぎ脱ぎ" ですね。
   ビデオは置いといて、サウンドは好きすね。
   ドラムはサンプリングみたいすが生音基調な感じでいいですし、
   展開もひと工夫あってよろしいす!

  03 Agitation
   いわゆる interlude なんですが、
   この方に限らず、よくこ〜いうところに
    『おっ!』
   って思うサウンドがあったりします。
   自分もいつかこ〜いう interlude 入りなアルバム、
   やってみたいなぁ〜!

  04 Turn Me Away (Get Munny)
   まさに Erykah 姐さん!
   って感じすね。
   これからの初夏の季節、窓全開にして風を浴びながら車で走ってる時なんかに好さそうす。
   ただ展開としては、もう1展開欲しいっちゃ欲しいよ〜な。

  05 Gone Baby Dont Be Long
   バックトラックだけ聴いてると Nujabes のようですね。
   Nujabes と云えば今年交通事故で急逝されたそ〜で、
   これが姐さんの彼への追悼曲やったり……?

  06 Umm Hmm

   

   これは格好いいすねぇ!
   AB 構成なんすが、全く違う雰囲気のコードを組み合わせて、
   それが私なんかにはイタく気持ちいいんです!
   さすが、姐さん!


 とまぁこんな感じですが、皆さんいかがでせう?
 私は頭固いのかもすが、
 やっぱり、デビューから3枚目あたりまでが好きすねぇ……
 でも最近のアルバムの中では今作は結構好きなフォーかも。

 それにしても、
 相変わらず厳ついジャケットすねぇ〜!
 姐さんのサイトやマイスペのデザイン、
 どなたが担当してるのか知りませんが、
 ほんま見事なアートワークっす!

 
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2010年05月09日

Giovanca / While I'm Awake

 気がつけば、なんか久し振りなアルバムに関する投稿……
 今回はこんなのを聴きましたんで、ひとつ。

 Giovanca さん、1st「Subway Silence」の投稿時も思いましたが、
 今回の 2nd も相変わらず Pop な路線であります。
 その前作の印象、投稿した事は思い出しても、
 どんな内容やったかは正直あまり思い出せず……
 中にいくつか触覚の動かされるモノがあったようには記憶しておりますが、あいにくその程度で。
 ところが、
 その程度の感覚で居た当時の私に、
  「Giovanca、なかなかええなぁ〜!」
 とベース師匠が結構熱の入った反応を示されてたのが
 私には妙に意外に思えた事のフォーが鮮明に覚えております。(笑)

 それはさておき、
 例によって独断ピックアップいきませう。

 03 Can Somebody Tell Me
  これは、よろしぃ〜バラードすね!
  軽く歪んだギターと生ピのイントロで始まります。
  2コーラス目からはコーラスが入って、また雰囲気を作ります。
  そしてもちろん、
  ちょっと様相を変えるブリッジへ繋がり、エンディングへ。
  美しいす!

  ライブ映像があったので参考まで貼っときます。
  基本スタジオテイクと同じす。

  


 06 She Just Wants To Know
  これはまた 03 とは趣きの異なるバラードです。
  エレピが効果的ですが、
  敢えて Fender Rhodes や Wurlitzer の渋目な音でなく、可愛い音色です。
  ど〜やら本アルバムの制作者さん "カワイイ" に拘ってるよ〜すねぇ〜!
  でも、
  曲自体は切なくて他の曲に比べて大人を感じさせます。
  哀愁す!


 07 Go Now

  

  ミドルで、基本全拍表でユニゾンすると云うアレンジですね。
  昔からある手法なんでせうが、実際には中々試みれないアレンジすよねぇ〜
  でも終始徹底してやる事で、それがしっかりこの曲の色になってるとも云えます、
  ……云えますが、
  ンデでは絶対やらんでせうねぇ〜
  まぁ、やってみたとしても、
  ものの数小節で
   「辛抱堪ら〜ん!!」
  ってな事なるに決まってますわ!(笑)


 しかし、
 ど〜してこんなに全体的に色んな楽器がアイドルチックな音に仕上がるんでせう?
 いや、そ〜いうのを作りたいから云うてるんやないすよ、
 自分に無いからなんでせうが、
  『なんか不思議?』 
 と云うか、
  『よくこ〜いうサウンドでアルバムをまとめられるもんやなぁ〜!』
 と。
 まぁ、ほんに
  "世の中には色んな巧みが居はる"
 云う事なんでせうねぇ〜!

 って事で、
  『そろそろ RB とか、聴いてみたいかも黒ハート
 とか、
 大人の女性に憧れる、夢見る乙女に優しいアルバム
 やったりするんやないの〜!? コレ!(笑)

 
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2010年02月28日

Stan Getz & Kenny Barron / People Time: the Complete Recording

 世間が「This is It」に沸く1月末。
 私は1人、昨年末に見かけたタイトルのブツを求め
 あっちフラフラ、こっちフラフラ・・・
 『ネットで注文したフォーが確実やろな・・・』
 と思いつつ、
 ついでで出て来た街中を右往左往し、よ〜やく
 ぬー(わかる人にはわかります)
 にて発見!
 ネット注文のタイムラグが待てず直ぐ聴きたい!
 って事で、「This is It」を手にレジに並ぶ人々の後ろに並んだ訳です。(笑)

 こんな風に書くと、
 「そんなにまでして欲しがるくらい Getz はん、好きなんか!?」
 と問われそ〜すが、実はそ〜でもないんす。
 自分のライブラリー(って大げさですが・・・)を見ても、
 ベタに、
 「GETZ / GILBERTO」
 と、
 昔 NHK - FM の「ジャズクラブ」で流れた「Fiesta」に感動して、
 早々にチェックした
 Steeplechase なるレーベルから出てる2枚組の
 「Live at Montmartre」
 ぐらいですからね。

 あと、
 今回本アルバムを聴いて再確認しましたが、
 実は Getz 師匠の音も、それほど好きやなかったり。
 いわゆる、
 "テナーらしいテナー"
 とか云い出すと、
 これまた好みの問題やら、
 色々話がややこしくなりそ〜ですが、
 それでもやっぱりテナーっぽい音やないすよね。
 っぽくない・・・
 って云えば、Coltrane 師匠も、
 っぽくない音ですが、
 Coltrane 師匠の音は、
 なぜか嫌いやない・・・
 ほんま不思議なもんです、好みは。
 「ほな、テナーらしいテナーって誰やねん!?」
 と聞かれると、
 「Joe Hen 師匠かな・・・」
 と。
 すると、また
 「そら、いかにもやな。」
 とか云う方も居られるんでせうし・・・
 って、
 も〜ええすよね!?(笑)
 まぁ、そんな感じで、勘弁下さいす。

 あとは多分、
 ンデのドラム&ピアノ師匠と話してると、
 時おり話題にのぼり、アトリエ澤野から出てる北川さんとの共演もすばらしい Barron 師匠が、
 デュオで、どのよ〜な演奏をされとんのか?
 にも興味があって・・・
 っちゅうか、こっちのが大きいかもすね。(苦笑)
 (Getz 師匠のコアなファンの方、お許しを・・・)

 
 
 (本投稿とは関係ないですが、格好いい Barron 師匠をば。)

 で、内容は全編スバラシイす!
 Getz 師匠はラストレコーディングって事もあって、
 鬼気迫るものがありますし、
 Barron 師匠がアレンジしたのかわからないですが、
 数々の曲で見事なバッキンッグを披露してはりますし、
 ジャズのこ〜いうアルバムで聴ける別テイクも
 非常に興味深い内容です。
 
 しかし、
 改めて云うまでもなく、
 非常にベタな感想ではありますが、
 この演奏を聴くと、
 やっぱデュオは大変・・・
 ってのを、この曲数だけに余計に感じます。
 でもそれだけに、
 バンドにはないデュオの良さも其処彼処に味わう事が出来ます。

 最後に、
 本アルバムの中で3回演奏されてます SOUL EYES
 『ええ曲やなぁ〜〜〜!』
 と思って浸ってたんですが、
 『ど〜も、どっかで聴いた事あるな・・・』
 と思い CD を物色してみると、
 Coltrane 師匠が、その名も
 「Coltrane」
 と云うアルバムでやってました。
 久し振りに聴きかえしましたら、これもいいすねぇ〜!
 でその特、
 クレジットを見て初めて気がついたんですが、
 この曲は Mal Waldron さんの作曲なんですね。
 世間では誰のせいか知りませんが、
 Mal Waldron = Left Alone
 みたいになりがちですよね!?
 つい先日も
 Minnie Reperton = Loving You
 的な公式?が・・・
 みたいな話をンデのボーカル師匠としたばかりですし、
 そ〜いう固定観念みたいのをそのままにしてると、
 こ〜いうイイ曲を聴き逃して損するハメになるな、と
 この曲で、改めてそ〜思わされました。
 
 皆さんも、呉々もお気をつけ遊ばせぇ〜!

 
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2010年02月09日

Sade / Soldier Of Love

 確か昨年12月の中頃だったか、
 カーステを聞き流して運転してたら、
 『ん!? 誰?』
 と思わず気を惹く曲が、
 Soldier Of Love でした。
 歌い出しの4小節を聴いて、
 『確か Sade の曲って、云うたよな?』
 と、
 曲終わりに再度 DJ の曲紹介を確認するぐらい、
 別人な印象を受けました。
 で、
 ふと思ったのが、
 『そ〜云えば、この人のこのあたりの低音って、
  これまでの曲でも聴いた事ないよな・・・
  だからか・・・』
 と、一応納得しまして。

 その時に、アルバムは2月の発売
 って事で、
 『また、えらい先やなぁ〜』
 と思いつつ、
 『こらぁ、一体どんなアルバムになるやろ!?』
 と、ずっと期待して待っとりました。
 長かったよ〜な気もしますが、
 いざ発売日が来ると、
 なんや早いすねぇ〜!

 なんせ出だしの歌声も、
 イントロもこれまでのイメージと違う
 Soldier Of Love
 を聴いての「アルバム」ですから、
 皆様もエライ期待されてるでせうが、
 そこはひとつ、
 私が日頃本ブログで自分を戒めてますよ〜に、
 過度な期待は今すぐ止め、
 ご一緒に、冷静に臨みませう!

 では、曲見ませう!
 01 The Moon And Sky
  こ〜いう1曲目からマイナー調を持ってくるのも、
  この方らしいす。
  彼女らしい哀愁漂うイイ曲です。

 02 Soldier Of Love
  タイトル曲。
  やっぱり本アルバムの中で
 「1番力入ってます!」感が溢れてます。
  イントロからしてこれまでに無い感じですが、
  上でも云いましたが、
  やっぱ出始め4小節の声、
  強烈に印象に残ります。

 04 Babyfather
  4曲目にして、よ〜やくメジャー調す。
  ほんと、こ〜いう曲順を組んでくるところにまた
  ファンは殺られるんでせうねぇ・・・
  暗い曲が続いたからか、
  ここで妙に心があったまります。

 06 Be That Easy
  これまたメジャーです。
  しかもワルツ、珍しいすよね!?
  私は彼女のメジャーな曲、
  なんかホッコリさせられて好きなんすよねぇ〜
  
 08 In Another Time
  1つのアルバムにワルツが2曲、
  とは云っても、こちらは 6/8 ではありますが、
  しかし両方ともメジャーを基調としてます。
  ただ、こちらはサビをそのままメジャーにしない工夫や、
  ストリングスやホーンも入り、
  また Be That Easy とは異なる深みがあります。

 今回は、Keep Lookin' とか Sweetest Taboo とかに通ずる、
 グルーヴばりばりな曲がないのが寂しいですが、
 まぁ、久々に彼女の世界にはどっぷり浸かれますんで、
 皆様もゆっくり肩まで温まってつかぁ〜さい!

 
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2010年02月04日

Pat Metheny / ORCHESTRION

 も〜ご存知とは思いますが。
 マグマ大使師匠、
 ついにこんな事してしまいはりました・・・(笑)

 ザックリしか聴けてませんが、
 GROUP の方々が居なくても
 このサウンド・・・
 メンバーの中には少し複雑な気持の人も居られたりして・・・
 いや、そこまでは思わんか・・・

 この ORCHESTRION
 開発当時は、もちろんここまでクオリティの高い演奏は無理やったでせうが、
 しかしコンピューター制御にしろ、
 ギターピッキングとバイブのズレを感じない同期や、
 アクセントまで伝わるところは、
 ただただ、スンゴイなぁ〜〜!
 であります。

 まぁ、聴き進むにつけ思うのは、
 ほんとエンジニアさん大変やったやろなぁ〜、と。
 1曲1曲、結構な尺ですもんね。
 一体どのくらい制作時間かかったんでせう?
 その過程では、
 エンジニアさんが
 『出来た!』
 と思ったら、
 マグマ大使が即刻
 「あ〜かぁ〜〜ん!」
 とかダメだしもされたでせうし・・・
 そ〜いう事が続いた時なんか、
 エンジニアさん内心では、
 『こいつ、"マグマ大使" やなく "ゴア" やな・・・』
 とかね!(笑)

 

 それにしても、
 これって、基本は DTM よね。
 でも、音源がデジタルやなく全部アナログ。
 こんだけの楽器に、
 それぞれ音を鳴らすもんが付いてて、
 それがプログラム通り動く様を、
 このユチュブ画像で見ると、
 これはやっぱり CD を聴くっていうより、
 DVD で見ながら聴くべきやろね。
 映像出んのかな?
 カメラアングルとかこだわってくれると、
 相当おもしろそ〜やけどね!

 で、
 ツアーはオール人間でやる、とか。
 そ〜したら、その違いもおもしろそ〜やしね!
 それか、
 人間+一部運べる範囲で ORCHESTRION
 ってのもいいかも知れんなぁ〜

 う〜〜〜〜ん・・・
 果たして大使はこのアルバムを冠にしたツアーするんかな?

 
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2010年01月20日

09 ベストアルバム! 参考

 ども!
 珍しくさほど間を空けずに投稿す。

 前々回「09 ベストアルバム!」
 と題してお送りしたんですが、
 いつもコメント頂く sawa さんも、
 「あまりチェックしてなかった・・・」
 って事でしたし、
 映像をササッと貼れるこの時代、
 私自身も
 『映像見てみたい・・・』
 と思いユチュブってみました。

 ベスト5に限らず
 ライブ映像を中心にセレクトしてみたんで、
 拙いコメントと合わせてお楽しみください!

 まずは、
 Joss Stone : Free Me
   「Colour Me Free: Parental Advisory」投稿時にも書きましたが、
  相変わらずのオールドテイストですが格好いいすね!
  映像見ると顔とハスキーな声のギャップがより印象的すね。
  しかし最後に思いっきり
  『Free Me EMI !」
  って云うてるし、コーラスにまで云わせとります。(笑)

  


 そして、
 Inger Marie Gundersen : Will You Still Love Me Tomorrow
  「Make This Moment」からの1曲。
   Carole King のカバーですが、
  この人はカバーの仕方が上手いす。
  しかし、いい味すね〜!
  これぐらいの味を出すには、
  何時間? 何日間ほど煮込めば出るんでせう、道険し・・・

  
 

 で、
 Joshua Redman / Compass
  ど〜やら特典 DVD とかの映像のよ〜です。
  Brian Blade ほか、ミュージシャンの余裕がニクイ感じです。
  
  


 最後は、Laura はん。
  「 Let the Truth Be Told」から、
  弾き語りの「Don't Stay」、
  スタジオテイクとまた違って超格好いいす!
  一時よく流れたスーザン・ボイルさんの映像みたく、
  最後に聴いてたオッサンが
  「Wow !」って云うてるとこは笑けますが・・・

  


 以上、いかがでした?
 私みたく、響かれました?
 
 とかエラそ〜に紹介しつつ、
 その実、
 皆さんがコソッと夜中に泪してはる映像なんかを、
 こっちのフォーがよっぽど教えて欲しいんすけど・・・(笑)

 
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2010年01月11日

09 ベストアルバム!

 もう1月も10日終わりましたか・・・
 早いすねぇ〜
 ちょい遅くなりましたが、こちらをご覧の諸兄姉様方、
 今年もよろしくお願い致します! m(_ _)m

 さて。
 やっぱり1発目は「ベストアルバム!」ですが、
 過去ログを振り返ると、
 なんや年々新譜を聴いてる数が減ってますねぇ・・・
 ええんやら?
 悪いんやら?
 なんとのぉ〜淋しくはあります。

 Leela James / A Change Is Gonna Come
 Sarah Vaughan Sings the Mancini Songbook
 Joshua Redman / Compass 
 Joshua Redman / Yaya 3
 Branford Marsalis / I Heard You Twice The First Time
 Bria Valente / Elixer (from Lotus Flow3r) 
 Prince / Lotus Flow3r
 Prince / MplSound (from Lotus Flow3r)
 David Fiuczynski & Rufus Cappadocia / Kif
 D'angelo / Yoda: The Monarch Of Neo-Soul 
 Inger Marie / Make This Moment
 Laura Izibor / Let the Truth Be Told 
 Sinne Eeg / Waiting For Dawn 
 Sinne Eeg / Sinne Eeg
 Maxwell / Blacksummers' Night
 Me'Shell Ndegeocello / Bitter
 Red Hot Chili Peppers / Live In Hyde Park
 Robert Glasper Trio / Live from Bonnaroo 2007
 Joss Stone / Colour Me Free: Parental Advisory

 ざっと見返しますと、
 投稿したのは 19 枚(Lotus Flow3r を 1 枚とすると 17枚)ですね。
 実際はそれ以上聴いてますが、全部は書けないもんで・・・(汗)

 では早速、
 この中からベスト5選んでみませう!

 まず、第5位!
  「Joshua Redman / Compass」
   これは最近も折にふれ聴きますね。
   ピアノレスでダブルリズムと云う変則スタイルなのですが、
   そんな事は一切気になりません。
   ただコード楽器がないので、ともすれば "自由" にならはりますんで、
   そのへんを辟易される方もいるとは思いますが、
   しかし、所謂フリーで解放されてる演奏ってのをご存知であれば、
   ここでの解放は比べもんにならないくらい大人しいのはお解りでせうし、
   Jazz 若葉マークの方でも大丈夫と思います。
   ただ、これが初めてって人には、
   ちょっと背伸びし過ぎ感はあるかもですので、
   お気をつけて! 

 続いて、第4位!
  「Bria Valente / Elixer (from Lotus Flow3r)」
   ご存知、殿下の3枚組の中の1枚。
   過去にも数人の女性歌手をプロデュースされてます殿下ですが、
   ともすれば、自分のカラーが勝ちすぎて・・・
   ってな感が否めませんでしたが、
   今回は多少それが薄れたよ〜な・・・
   しかしこの方、歌上手いです。
   この前の彼女の経歴一切知りませんが、
   ほんと層が厚いすねぇ〜

   で最後に、
   これを云っちゃあお終いなのかもですが、
   これも丸っぽ殿下が歌ったやつ聴いてみたいすねぇ〜!(笑)
   彼女に聴かすデモ段階の音源ありそ〜すけど、
   ブートレグとか出ませんかね・・・

 さぁ〜、いよいよベスト3です!
 第3位!
  「Laura Izibor / Let the Truth Be Told」
   すんません、やっぱりポップな曲、好きなんです・・・(苦笑)
   ともすれば、小賢しいアレンジとかコード進行とかを褒める方が、
   私の周りにも居るんですが、
   いや、
   そ〜いう自分も実は、その1人やったりする訳ですが・・・(汗)
   ほんと、メロが明確で、力強いすねぇ〜
   最近のアルバムとしては曲数が少なめなんで、
   それが少々欲求不満ではありますが、
   いやはや、イイです!
   それにしてもこの方、もっと売れても良さそ〜ですが、
   なんかそれほど聞かないよ〜な・・・
   まぁ、歌番組も FM もめっきりチェックしなくなった
   私だけが知らんのかもすけど・・・

 第2位!
  「Sinne Eeg / Waiting For Dawn」
   まぁ〜好内容です。
   Jazz ではレコーディングの際、
   「せ〜〜〜の!」
   って、全パートが一緒に録音するんすが、
   (いや、歌は録り直してるかもすね)
   いくら日頃一緒にやってるメンバーとはいえ、
   ほんま上手いです。
   とくにピアノが録音の仕方もあるのかもですが、目立ってます。
   唯一難点があるとすれば、
   上手すぎて、肝心の歌を食ってません!?
   って事ぐらいでせうか・・・
   いや、歌もいいんです!
   ・・・いいんですが、
   ピアノがその上を行っても〜た・・・
   みたいな。
   なので、いわゆる「ボーカルアルバム」としては、
   疑問符がつかなくもないかな・・・と。
   でも、
   生演奏も歌も好きな人間にとっては、
   その両方の魅力が楽しめるアルバムやとは思います!

 そして栄えある第1位は・・・
  「D'angelo / Yoda: The Monarch Of Neo-Soul」
   う〜〜〜ん・・・
   さすがにこれを1位にするのは悩みました・・・
   内容的には少々寄せ集め感もありますしね・・・
   でも、
   それらを除いた未聴曲が、
   事故ったとか、デブったとか、しょ〜もない情報やなく、
   彼の音楽を欲している身体にはテキメンでした。
   やはり、あの声のオーバーダビングの魅力には勝てまへん・・・
   ほんと、も〜この方、音楽せんのすかねぇ???
 
 と、なりました!
 いや、
 「Joss Stone / Colour Me Free: Parental Advisory」
 とか
 「Robert Glasper Trio / Live from Bonnaroo 2007」
 とか、ベスト5に入れたくて大分迷ったんですが・・・
 まぁ、まぁ、こんなもんでせう。
 
 『おっ!こらまだ聴いてないな・・・』
 ってのがありましたら、
 是非ご一聴頂き、皆さんと音楽感を共有出来ると嬉しいす!

 では、今年もたくさんのいい音楽に出会える事を祈りながら、
 このコーナーは、また来年!

 

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2009年12月31日

クリスマスの約束 2009

 なんだかんだで放送当日やら録画してやら毎回見てるこの番組。
 今回で8回目やそ〜で。
 そら、さすがに最初からは見てないわな、と思いつつ。

 今回の内容、
 こら一体何でせう?
 番組終了?
 と、思わせるほどのもんでして。

 もともと、
 小田さんの歌もライブもしっかり拝見した事がないので、
 到底ナンヤカヤと語るほどのもんでもサラサラないんすが、
 さすがに今回の「22'50''」は、
 スゴかったなぁ〜! と。
 で投稿させてもらう事にしました。

 総勢21組34名のアーティストが歌うメドレー。
 ほんま圧巻でしたねぇ〜!
 参加者のお名前は、
 小田和正
 AI
 Aqua Timez
 いきものがかり
 キマグレン
 Crystal Kay
 財津和夫
 佐藤竹善
 清水翔太
 JUJU
 スキマスイッチ
 鈴木雅之
 STARDUST REVUE
 中村 中
 夏川りみ
 一青 窈
 平原綾香
 広瀬香美
 藤井フミヤ
 松たか子
 山本潤子

 で、
 それぞれの持つ有名曲のサビ前後を、
 ドンドン、とにかくメドレーで繋ぐ、
 と云う、一聴恐ろしい手法でして。
 もちろん曲によって Key もテンポも違うのですが、
 「そんなもん関係あるかい!!」
 とばかりに、
 只管繋ぐ事、 22 分 50 秒。
 最初こそ、そ〜いった繋目に、
 『そら強引過ぎるやろぉ・・・』
 と思ったものの、
 曲が進んでいくと、そんな事はどこへやら・・・
 最後はステージ上のミュージシャンも会場のお客さんも、
 テレビの前の自分も、泪しておりましたっす・・・
 
 歌が始まる前にリハ風景や、
 主要メンバーでの、この企画に対する葛藤を浮き彫りにした、
 ミーティング風景も流され、
 ここに至る経緯が見れたのも感動を高めましたね。
 (これって番組制作サイドの思うツボなんかもすが・・・笑)
 で、もちろん、
 このアレンジを担当した小田さん、エラいなぁ〜!
 と思いましたし。
 ところが、
 そ〜思った瞬間、
 『そ〜いや、殿下のライブとかでは、
 過去のヒット曲はパープルレインに行き着くまで、
 延々何十分もメドレーやったりするな・・・』
 とか思ったりもしたんですが・・・(笑)
 まぁ、自分の曲をメドレーにするのとは違うし、
 日本人の異なるミュージシャンの曲をメドレーにした、
 って事を、各々の楽曲の違いについても考えると、
 同じ状況ととらえるのは違うなぁ〜と思い、
 やっぱ偉業やなぁ、
 と感じたのでした。

 さて、
 今回の番組が、こんな内容だったので、
 『もしかして終わり?』
 と思ったんですが、そ〜やないよ〜です。
 でも、ここまでやってしまうと、
 果たして次回はどうするんでせう?
 個人的には、
 例年のよ〜な小田さんと数名のゲスト、
 でも全然楽しませてもらってたんですが・・・
 はてさて?
 
 まぁ、期待して待ちませう。
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2009年12月20日

Joss Stone / Colour Me Free: Parental Advisory

 気がづけば、このところ聴いた音楽の事を書いてないな・・・と。
 それには、
 そ〜そ〜書きたくなるもんにも中々出会わんかった・・・
 ってのも、あったりするんすが、久し振りに1枚。

 これが4枚目のアルバムになるそ〜す。
 前評判と、それを裏切らない歌唱力から、
 アルバムが出る度にチェックはして来たのですが、
 1、2枚目の(昔の Soul から発掘してきたよ〜な曲に照準をあてた)カバー中心のアルバムは、
 ど〜もシックリ来ず・・・
 前作では、
 Raphael Saadiq のアイディアか、
 本人のアイディアか、
 知りませんが、
 心持ち実験的な要素の入った曲もあり、
 だんだん面白くなってきつつあるんかなぁ〜とか思ってて。
 
 で、今作。
 よ〜やく、来た〜っ!
 って感じでせうか、個人的には今までで一番好きすね!
 これまでの彼女の変遷を見るに、
 所謂コテコテ気味の古めの Soul から始めて、
 今をリードするプロデューサーとも試して見て、
 そ〜いう過程を経て、
 自分なりの Soul との融合の仕方が見えた、って感じがするよ〜な。
 まぁ、あちこちのサイトを拝見してますと、
 レコード会社とのゴタゴタもあったよ〜ですし、
 実は本人の中では、
 とうの昔にこ〜いうスタイルが出来上がってて、
 でも表現をさせてもらえなかった、のかも知れんすけどねぇ・・・

 さて、曲見ていきませう!
 1. Free Me
  シングルやそ〜す。
  全体的な印象はオールドファッションす。
  でも、なんか以前のアルバムに比べると、それほど古さを感じない。
  しかし、何と云ってもこの曲は、
  EMI からの脱却を高らかに歌う様子が気持ち良さそ〜すけど!(笑)

 3. Parallel Lines (Feat. Jeff Beck & Sheila E.)
  まぁ、お手本のよ〜なシャッフルですが、
  やはり何かエエすねぇ〜!
  イーラ.シーはんは、正直どこに居はるのかパッと聴き判りませんが、
  少々オールドスタイルな音色のジョフ・ベック師匠はいいっす!

 4. Lady
  彼女のこれまでに無いバラードなんやないでせうか・・・
  いやぁ格好いいす!
  では、ご一緒に、
  『Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah,!」

 5. 4 And 20
  一転してメジャー調のバラード。
  至って普通の展開ですが、コーラスの最後に一山持ってきてくれます。
  ハーフミュートなペットもハートウォームっす。

 7. Governmentalist (Feat. Nas)
  所謂ブルースの枠に入る曲ですが、
  中ほどのブリッジの後に Rap が入って来まして・・・
  こ〜いう演奏の上で聴く Rap は大分斬新に聴こえます。おもろい!

 8. Incredible
 9. You Got The Love
  さぁ〜盛り上げまっせ〜!
  ってな感じでせうか、何も考えずにノレます。
  ほんと来日せんすかねぇ〜!
  これに近い編成で、
  出来たら贅沢に小規模なハコで、
  こ〜いう曲やってくれたら最高でせうねぇ〜!

 10. I Believe It To My Soul (Feat. David Sanborn)
  はい、3ボーン師匠、炸裂す。

 11. Stalemate (Feat. Jamie Hartman)
  実は、Jamie Hartman がメインの曲のよ〜で、
  他の曲とは印象が違いますが、またその異なった雰囲気もいいです。

 12. Girlfriend On Demand
  最後はジャンルを超越したよ〜な荘厳な雰囲気で歌い上げてくれてます。

 13. Mr. Wankerman
  ボートラです。
  スタジオライブって感じで、より臨場感があります。
  マイナーミドルな格好いい曲です。
  が、少々長いすね。
  リハ的に始めたテイクが良かったのでボートラにした、ってな感じすかね。

 本アルバムは、
 母親の経営するライブハウスのスタジオ内で作られたそ〜で、
 そのライブ感漂う雰囲気を持つサウンドが納められてるところも、
 私の "大いにツボ" なよ〜で、余計に、
 『エエなぁ〜!』
 と思うんやろな〜、と。

 皆様はいかがでせう?

 
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2009年10月28日

Destiny's Child / Cater 2 U

 本日もデスチャです。
 この曲も前回同様、以前投稿した時に "得意の暈かしながら作戦" で、ふれたと思うんすが、
 なんせ大昔ですんで・・・
 最近ユチュブって映像見たので改めて、ってな感じす。

 

 で。
 この Cater 2 U もちょこちょこ部分的にアレンジを変更したバージョンがあるんすねぇ〜!
 ほんと興味深いす。
 ただ、日頃 "グルーヴ小僧" とか云うてる割には、
 今回はリズム的には面白さに欠けると思います。
 しかし、
 その分と云うか、なんと云うか、
 メロが歌いだしからモールス信号のよ〜な音数で、
  Baby I see you workin hard
  I wanna let you know I'm proud
  Let you know that I admire what you do
  don't know if I need to reasure you,
  My life would be purposeless without you
 と、思いっきり日本人な私などには到底歌えないスピードで歌いはります。
 ・・・にしても、よ〜こんなメロ思いつくなぁ〜! っす。
 でも、なぜか!?
 実のところ、
 次の歌い出し If I want it (got it) との合間の
  yeah〜♪
 に殺られてたりもします・・・(笑)

 
 
 しかし、
 ここではライブ独特の展開であろ〜ところの、
 お客さんをステージへ上げ〜の、
 が見せ場でせうねぇ〜
 世の男性諸君は当然、
 羨ましい・・・
 と思うところでせうが、
 思いっきり日本人な私の場合、
 いざ現場でステージに呼ばれたら、対処に困りそ〜す・・・
 とくにケリーのあの絡み具合は、ちょっとやり過ぎやないでせうか!?
 さすがのブラザーも照れてますしね・・・(苦笑)
 ところでこの展開、日本ツアーでもあったんすかね?
 そしたら日本人、ガチガチやったんちゃいますかね・・・

 あと、
 前回の映像でもそ〜でしたが、
 客席の女の子達が体をリズムにあわせて揺らしながら、
 無心に歌詞を口ずさんでる姿がカメラで抜かれてますが、
 これってなんかいいすねぇ〜!
 多分どの映像を使うか選んでるんでせうが、
 お客さんまで、なんか格好ええよ〜に見えますよね。
 ほんま画になるっちゅうのは、こ〜いう事すねぇ、羨ましい・・・

 で、また歌に戻りますが、
 違う映像では、
 歌い出しのコーラス「Ooh ooh, ooh ooh, ooooh, ooh」の和声から、
 レコーディングバージュジョンと変更してるのもあったり、
 ギターのみをバックに歌うのもあったり(↓に貼っときやす)、
 これまた各々よろしぃ〜すねぇ〜

 

 最後に、
 上のブルーのドレス、3人で決まってて格好いいんすが、
 やはりビヨ様にポロリな危険を感じますねぇ〜
 まぁ、多分 "ソコ" がある意味狙い目なんでせうが・・・

 

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2009年10月20日

Destiny's Child / Free

 本日はデスチャです。
 も〜何年も前に1度投稿した事あるんすが、
 なんせ seesaa の前の excite の前すからね・・・
 既に本編は削除されてるかもすね・・・

 で。
 デスチャと云うと、やっぱ "Survivor" とかを取り上げると思われるかもですが、
 (いや、これまでの私のブログを見てる方はそ〜は思わんか・・・)
 もち、そ〜ではありません。
 ビヨ様、ケリー、ミッシェルの見事なハーモニーが聴けるバラード系の曲が好きでして。
 何曲かある中から今日は "Free" です。

 去年やったか、
 ンデのボーカル師匠とデスチャの話をした時に、
 まぁ、私らの間ではボーカル師匠に限らず「打ち込み」の話が出るんですが、
 「そのへんが、も〜1つグッと来ん・・・」
 みたいになって終わったよ〜な・・・(ちと記憶が曖昧す・・・)
 確かに、
 そ〜いう曲も結構あるのはあるんすが、
 この "Free" は意外とグルーヴが、
 いや、タメ具合って云うフォーがいいんかな、
 なんせそれが気持ちよくってイイんす!
 とりわけ、ギターのカッティング、イイすよね〜!
 とはいえ、
 オリジナルはギターもドラムベースもループな感じなので、
 いや、それでも十分ノレるんすが、
 せっかくの投稿なんでライブ映像をユチュブって見たのが↓です。
 やっぱええすね〜、しっかと演奏してるのは!
 ただ、
 よ〜聴くとオケと同調させてるよ〜な気もするので、
 ぜ〜んぶ生演奏ではないのかもすが、
 アレンジもオリジナルと変えてたりして十分楽しませてくれはります!

 まずはドラム、面白いすね。
 やっぱこ〜いうスピードの曲って、こんなふ〜にフィル入れたくなるんでせうねぇ〜!(笑)
 そして、
 ブリッジのミッシェルはん、ほんまハスキーすね!
 アドリブなのかオリジナルとは異なるメロで盛り上げてくれます。
 もち、そのバックでのビヨ様とケリーのハーモニーも素晴らしいす!
 で、
 最後のフェイクをビヨ様もオリジナルと変えて楽しませてくれます!
 しっかしビヨ様、
 「No, No, No・・・」
 のとこ激しすぎません!?
 その服やとポロリしまっせ!(笑)

 

 遅なりましたが、
 この映像、メドレーでして。
 はじめに "Girl" をやってます。
 基本ループやし、そないにハネてないけど、これも好きすね〜!
 しっかり中程にアレンジ変更して聴かせどころ作ってあるのがイイすね!
 この曲は結構他の映像もあって、
 どのバージョンも同じアレンジでやってないのがスゴイすよ。
 1回ユチュブって見てみなはれ!

 しかし、
 この曲のライブ映像見てると、
 昔、Brandy がマイコーの Rock With U をカバーしてた時に、
 原曲では「Girl 」のとこを「" Boy ", close your eyes 〜♪」にしたみたいに、
 「Girl」を「Boy」とかにして歌ってくれると、
 会場のヤローどもは全員失神やろに〜、とか思ったりしますが・・・(苦笑)
 まぁ、歌詞の内容解ってないから、代えたらおかしなるんかもやけど・・・

 そんなこんなで、
 オリオン座流星群の降る秋深い夜中に、
 ええ大人がこ〜いうの聴きながら悶えとんのかと思うと、
 我ながらゾッとせんでもない・・・(笑)
 でも、
 皆さんも、ど〜ぞ負けんと "悶え" とくんなはれ!


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2009年09月15日

Robert Glasper Trio / Live from Bonnaroo 2007

 今回は、本ブログに要所要所でコメントを頂きます sawa さんのブログでも少し前に取り上げられてました Robert Glasper です。
 この方を知ったのは、ンデのピアノ師匠からでありまして。
 それからは "そこそこチェック" はしてたんですが、
 まぁ〜、一番驚いたのは Myron のアルバムに参加(と云えど、あまりに目立たずバックに徹しまくり過ぎですが・・・)してた事でせうか。
 最近の向こうのジャズな方々は Roy Hargrove をはじめジャンルの垣根なんか一切無いんやなぁ〜と感じた、そんな1枚でした。
 とくれば、
 最新アルバム「Double Booked」の事を取り上げるんやろ〜、と思いきや、
 残念?ながらそ〜ではおへんのどす。(笑)

 これは07年のジャズフェス「Live from Bonnaroo」の模様ですが、
 上にも書きましたが、なんせ "そこそこなチェック" しかしてませんから、
 こんなもんがあると云う事をつい最近知りまして。
 で、取り上げさせて頂こ〜と云う訳なのです。

 この方の特徴と云うか、
 身近なところでは、数年前まで共演してましたドラム君が別にやってるバンドを見に行った時、そこでもやってましたし、
 有名なところでは、宮崎駿さんの音楽を作ってはる久石譲さんもご自分の音楽では結構やっておられるミニマルミュージック的な、そ〜いうループな感じをもとにした展開が特徴です。
 そこんところが1st「Canvas」なんかでは妙に新鮮に感じましたし、
 本ライブでも随所にそ〜いったところが楽しめます!

 では、曲見ませう!
 01 Intro
  まずはメンバーが呼び出されるアナウンスっす。
  Bob Hurst (b) Chris Dave (ds)

 02 I Love You
  スタンダードっすよね。
  このイントロと1コーラスの合間に例のミニマルっぽいのが出てきよります。
  そんな事情なんで自信ないですが、
  その部分が3小節構成になっているよ〜で、
  4ビートなそこ以降のコーラス内部との対比が面白いです。

 03 Canvas
  まぁ〜、いきなりハイライトですね!
  一応進行は AABB なよ〜です。
  所謂ありがちな AABA な進行とは違うので、
  それだけでも新鮮でせうが、
  A がど〜やら5拍子な模様で、
  テーマの AABB 2回しの後は、結構なフリーさで A をanytime やらはります。
  こ〜なってくるとベースは大変です。
  ほんま、よ〜キープしてますわ!
  で、B に入るや、そのメジャーな進行を無視してドラムが・・・(笑)
  笑えますが、ほんま物凄いす。
  そして最後に「鬼のよ〜なユニゾン?」。
  これってユニゾンと呼ぶべきでせうか?
  まぁ、とにかくどんな様子かは各自お確かめください!
  この展開と抜け方には、久々にゾクっと来ました!(嬉)

 04 J Dillalude
  なんですか!? このハット捌きは・・・
  まるで "ハチ鳥のホバーリング" やないすか!
  さすが Chris Dave すね!
  普通のドラマーなら、まぁ〜間違いなく1曲やり切る前にリタイア、
  どころかドラマー生命絶たれますわな。(苦笑)

 05 Kiss from a Rose _ Maiden Voyage _ Everything In Its Right Place
  ハービーさんの曲、新譜でもやってますが好きなんかもすねぇ〜
  しかし、ここでの Maiden Voyage はメドレー形式になってるのもあるでせうが一味違います。
  それにしても、これで終わりなんもあってか、クリスはん大炸裂!っす(笑)

 と、まぁそんな感じです。
 会場全体にブ〜〜〜〜ンとハウル寸前な感じの何らかの低音がずっと鳴ってまして、
 それが残念っちゃあ残念すが、演奏が始まってしまうとそれほどは気になりません。
 今度の新譜ではジャズとRB半々なおいしい内容のよ〜ですし、
 こんなライブを聴くと、RB にも目がない私としては猛烈に観たくなりますねぇ〜
 でも確かも〜終わっちゃったすよね・・・
 しゃ〜ない、また次回!


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2009年08月17日

Laura Izibor はん、などなど

  Laura はん、来日するんすねぇ・・・
 例のベラボードで、大阪26日、東京28・29日、公演のご様子。
 
 で、
 ベラボーなサイトを見ますと、
 なんや今月は錚々たる顔触れ。
 まず、
 Babyface が大阪でも10・11・13・14・15日
 これはすごい!
 少々旬を過ぎたよ〜な気もしますし、
 大阪でこの日程は強気にも思えますが・・・
 まだまだ、名前でお客さん呼べるとふんでるんでせうねぇ。
 しかし、14.800-!
 ガチョ〜ン! すね。(笑)




 19日  Kenny Garrett
 メンバーは、
 Justin Brown(Drums)
 Kona Khasu(Bass)
 Johnny Mercier(Organ)
 う〜〜ん・・・、ライブ盤「Sketches of MD」のメンバーとも違いますし、
 確か新譜もまだですよねぇ・・・
 あっ!
 このメンバーでツアーして、暖まったところでレコーディングな感じかな?
 残席、結構有りな様子、
 果たして・・・




 20・21日 大西順子トリオ
 知らん間に引退してたと思ったら、この度復活を果たしはりまして。
 アルバム試聴しましたが、
 復活1発目から、全然媚びてはりません・・・
 ドルフィーばりばりの厳つさ、
 う〜〜〜ん、
 ライブもハードそ〜です・・・




 24日  Patti Austin 〜AOR SET〜
 以前にも取り上げましたが、
 往年の勇姿からすると激痩せの姐さん、
 まぁ、そのフォーが健康にはいいのでせうが。
 最近のジャジィなフォー向ではなく AOR SET って事ですが、
 一体ど〜いうステージを観せてくれるんでせう?
 メンバーは、
 Lamont Van Hook(Background Vocals)
 Valerie Pinkston(Background Vocals)
 Lynn Fiddmont(Background Vocals)
 Greg Phillinganes(Keyboards)
 David Delhomme(Keyboards)
 Paul Jackson, jr(Guitar)
 Dan Lutz(Bass)
 Trevor Lawrence, jr(Drums)
 Paul Jackson, jr くらいしか聞いた事ないす・・・




 そして、
 26日  Laura Izibor
 アルバムが生っぽい作りだったので、
 ライブも違和感なく期待大やないすかね!?
 と、皆さんも思ってるのか、もう残席無しな模様・・・
 メンバーは、
 Maurice Brown(Trumpet)
 Chris Rob(Keyboards/Background Vocals)
 Solomon Dorsey(Bass/Background Vocals)
 Joe Blaxx(Drums)
 Melanie Charles(Background Vocals)
 ぜ〜んぜん知りませんが、
 楽器担当の4人中2人が Background Vocals も出来る強者を入れて、
 海外ツアーの経費削減ってとこでせうか?
 しかし、
 あっちゅう間にこ〜いうスペースで、
 これくらいの値段では観れんくないりうそ〜すねぇ・・・

 ってな感じで、久々に誰か観たいなぁ〜!
 でも、Laura はん、ソールドアウトみたいやし・・・

 ところで、
 ベラボード福岡って8月2日で閉店したんすねぇ〜
 やっぱ不景気なせいすかね?
 こらぁ大阪もヤバイすかね?
 ど〜なんしょ!?

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2009年08月11日

Red Hot Chili Peppers / Live In Hyde Park 2

 少々間が空きまして。
 まぁ、やはり、私ごときがわざわざ何も云う必要は無い・・・
 と感じさせるお人達ではありますが、
 取り上げたからには、前回に続いてお送りさせて頂きます。

 では、早速、曲見ませう!
 1.Throw Away Your Television
  出だしのベースソロが正確ですね〜
  ああ見えてこの方のベースは、ほんま正確です。

 2.Leverage Of Space
  これって、やはりベースですよね!?
  なんてマシーナリーなんしょ!
  ほんま諄いよ〜ですが、こんなシンセさながらなプレイまで・・・
  打ち込みすか?
  ど〜なんしょ?

 3.Purple Stain
 4.The Zephyr Song
 5.Californication
  このあたりについては「何をか況や!」すね。

 8.Parallel Universe
  タイトル通り?と云うか、
  終始ベース&ギターが16分で Parallel にユニゾンしてるのが面白いす!

 12.Give It Away
  とりは Foxy Lady にも通ずるかのようなこの曲です。
  

 ってな感じで、
 やっぱこの師匠方、1回観たいもんすね!
 とはいえ、
 フジロックなりサマソニなりのロックな会場に居る自分を想像すると、
 とてもやないけど体力が・・・(汗)
 そやなぁ〜
 やっぱ空調の効いたドームあたりでお願いしたいかなぁ〜
 ええ、ええ、
 ど〜せ、ひ弱ですよってに!(苦笑)

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2009年07月27日

Red Hot Chili Peppers / Live In Hyde Park 1

 このアルバムを見かけたのはいつでしたっけ?
 やっぱ2004年やったんでせうねぇ・・・
 店頭で見たこのジャケ、妙に記憶に残ってます。
 ところが、
 多分発売時期を少し遣り過ごしただけだと思うんですが、
 なんでそ〜なったかはとんと判りまへんが、
 そのままなんとなく・・・となって・・・

 とはいえ、
 ・・・となって以降も、彼らの映像を見かけたりする度に、
 『確かスミの入ったライブ盤あったよなぁ・・・』
 と思い出しはしたんですが、
 周りに音楽好きな人間は多かれど彼らのコアなファンは居ないので、
 「あれ何やったっけ!?」
 と聞いてはみるものの要領を得ず・・・

 で、結局。
 06年8月の投稿後にようやく手にいれ、
 それからアップしよ〜しよ〜と思いながら、気がつけばついつい今まで放置・・・
 なのでした。

 んな感じで、今回と次回1枚ずつ見ていきませう!

 1. Intro
  しかしイントロから大好きなハネ方&ジミヘンコードです。
  まさに、さぁ〜行くぞ! っす。

 2. Around The World
  いいすね。Aメロのハネハネと、Bメロの "さわやか" の対比が。

 6. I Feel Love
  5.まで「これでもか!」なヒット曲の応酬、さすが一線のバンドです。
  でその後に、この異様にベースの正確さが求められる1曲、面白いです。

 11. Get On Top
  出ました!JB を彷彿とさせるAメロ。
  そして、逆にスカスカな感じのBメロ、かなぁ〜んす。

 14. Rolling Sly Stone
  タイトルにあるよ〜に、
  本家の「If You Want Me To Stay」を思わせるベースが全編に流れる1曲。
  しかし当然のよ〜に本家とは一線を画す自分達の味付けです。


 まぁ、今さら私ごときが何か云う必要もないでせう!
 やっぱいいす!
 この全体を通しての "スカスカ感" が大好きすねぇ〜!(笑)
 ともすれば隙間を埋めたくなる演奏者が多い中、
 これほどのお手本は無いんやないでせうか!?

 って事で、今回はサラッとこのへんで。

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2009年07月21日

Me'Shell Ndegeocello / Bitter

 え〜〜〜、
 今週、実はネット機器の不具合やら何やらかんやら・・・
 おかげで、ちょっと投稿遅れました。
 それでって訳やないすが、中身も多少シンプルな感じで。
 で。
 この師匠の、この作品を、なぜか今? 聴きまして。
 だからって、そこに別に深い意味はないです。

 発売当時、
 この方の1st から順番に歩んで来られた皆様は、
 それまでの男前なブリブリ路線から一転したこの内容に一様に
 『あれ!?』
 となったんやないでせうか?
 私も間違いなくそのくちでして。
 なので、当時買わなかったのです。
 さらに、
 このジャケ写も、不謹慎極まりない云い方ではありますが、
  "焼○体すか!?"
 と・・・ いや、すいません。m(_ _)m
 でもまぁガキみたいですが、
 それが夢に出て来そ〜で怖くもあり保留にしたよ〜な節もあり・・・

 んなこんなで、今頃よ〜やくリッスンした訳で。
 では、早速中身を見てみませう!

  2. Fool of Me
   好いバラードっす。
   決して歌い上げる事はないすが、2回し目の後半の進行だけでもっていきます。

  4. Satisfy
   ミドルではありますが、師匠らしいベースのブリブリ感とコード進行が味わえる作品。

  6. May This Be Love
   これは私の敬愛する多くの師匠の内でも5本の指に入るジミヘン師匠のカバーです。
   なるほど B 構成の処理は、そ〜なりますか・・・ で、あります。

  7. Sincerity
   4.に引き続きコードのもっていき方に師匠を感じる作品です。
   間奏のコード進行も、ワウのギターソロも格好いいす。

  12. Grace
   ハーモニーを筆頭に、美しいミドルですね。
  
 曲が大半スローってのもあるのか、
 ストリングスやシンセなど音が伸びる楽器が使われていますが、
 統一感こそ感じますが、決して同じよ〜な雰囲気にはなってないとこはサスガです。
 また、生ギターや生ピなどの使い方も見事で、
 そのあたりに楽曲をはじめアルバム全体に体するクレバーな計算を感じます。
 そのへんの頭のキレ、肖りたいもんです・・・

 で、今思うに。
 よ〜するにブリブリのそれまでの作品を経ずこれを聴けていたら、
 実にスムーズに "心地よい歌もん" として入ってきたんではないでせうか?
 しかし順を追って、
 それまでのブリブリに "ガツン" と逝かれた人間にとっては中々それは無理な話で・・・
 これだけのスパンを経た "今聴く" って事が、
 私の場合、本作を冷静に構えずに
 "その良さを受け入れる"
 ことへの下地になったよ〜に思えます。
 まぁ、
 発売当時でもそのへんを "スパッ!" と切り替えの出来る、
 器用であり、物本のコアなファンの方なら、
 私のよ〜な人素的な苦労などなく、そのスタイルに理解を示せたのでせうけどねぇ・・・

 と云いつつ、
 心の奥底では今後にも "ブリブリ!" "ガツン!" をやはり望んでますけど・・・(苦笑)

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2009年07月12日

Maxwell / Blacksummers' Night

 今月はやはりこの御方でせうか。
 実に8年振りですか・・・
 時の経つのは早いすねぇ。
 とか云うてる間に今年も後半ですし・・・(哀)
 っちゅうか、暑いし、いや、熱いし・・・(汗)

 この方も、一時 NCS とか云うジャンルで括られて、
 D'angelo
 Erykah Badu e.t.c.
 な感じの1人としてワイワイ云われてはったんすが。
 なぜか私は当時率先して聴いておらず、
 確か、ベース師匠にお薦め頂き、
 「Unplugged [EP]」
 から入ったくちで、
 「Maxwell's Urban Hang Suite」
 「Embrya」
 「Now」
 の順で聴いてきたよ〜に思います。

 今回のアルバムを聴くにあたり、
 前のアルバムがどんなやったか?
 頭の中を検索してみたものの印象が薄く、
 『8年のブランクを埋めるために過去の作品を聴きたい・・・』
 とは思ったんですが、
 暑いのと、
 『果たして、そのアルバムたちは何処へ?』
 な状態で・・・(苦笑)

 なので、
 それらは出て来たら聴く事にして。
 本アルバムをば聴いていきませう!
 1.Bad Habits
  なかなか1曲目からゴージャスな構成です。
  しかしクールでいて熱くもあり、
  でも熱さが諄さにはならない。
  こ〜いうサウンドは彼独特な気がします。

 2.Cold
  タイトルとはうらはらに熱いです。
  ドラムのパターンも面白い。

 4.Help Somebody
  ファルセットと地声の両方で主旋律を作るってのも、いいすね!
  タイトルの「Help!」な感じが曲全体からうかがえます。

 5.Stop the World
  地声とファルセットの入れ替えもスムーズなバラード。
  美しいす。

 9.Phoenix Rise
  これが次作への伏線か・・・

 全体を通して感じる、
 所謂ファンクやソウルに有りがちな泥臭さの "無さ" は、
 何なんでせう?
 この人の持ち味なんでせうが、
 レニクラの一部分に感じる、
 ビートルズを通ってきました・・けど何か!?
 みたいな感じともまた違う。
 う〜〜〜ん、面白いサウンドです。

 しかし本作、全体で3部作だそ〜で、
 2作目は「blackSUMMERS’night」で、ゴスペル寄りな作品だそ〜で、
 3作目は「blacksummers’NIGHT」で、スロー・ジャムを集めたクールなコレクションやそーです。
 う〜ん・・・ よ〜、わかりまへん。 
 待つしかないすね。

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2009年06月28日

Sinne Eeg / Sinne Eeg

 前回につづき03年のデビュー盤。
 順番を2nd から聴いたが故の印象かもですが、
 意外と普通に思え・・・
 Sinne Eeg のコアなファンの方々、あいすみません・・・ m(_ _)m
 
 なので、自分なりに分析してみますと。
 曲は大半は有名なスタンダードで、
 それぞれに彼女なりの味付けもあり工夫されてるのですが、
 全体を通して感じる "しっくり感" のようなものが、
 2nd に比べて少ないよ〜な・・・
 まぁ、オリジナルとスタンダード、当然ちゃあ当然の事なのかもですが、
 その全体的に模索感がうかがえるあたりが、
 ある意味1st らしくもある、と云える、のかも・・・
 
 メンバーも
 Martin Schack(p)
 Kaspar Vadsholt (b)
 Jukkis Uotila (ds)
 と、2nd のメンバーと違います。
 2nd のメンバーは、ピアノトリオのみでも活躍してるみたいなので、
 そのあたりの阿吽の呼吸などもサウンドに現れているのかも、すねぇ。

 後は、録音方法でせうか?
 なんとなく自然やないリバーヴを感じるよ〜な・・・?
 やはりジャズですし、
 ピアノのサスペダルでの広がりや、
 演奏している空間を感じる反響など、
 ナチュラルなリバーヴが心地よい! みたいな。
 いやいや、
 「そ〜思うのが先入観や!」
 と云う方もあるのかもですが、
 なんとの〜ナチュラルやないよ〜な残響が勿体無く感じまして・・・

 その他、
 ミックス時点での各パートの位相?的な事などもあるのでせうか?
 とにかく、
 演奏自体〜技術的な事まで、
 こ〜いう形を目指そう!
 と云う全体像が朧げなのかもすねぇ・・・
 なので、
 それこそ "1st な感じ"
 っちゃあ、そ〜なんでせうが。

 とはいえ、
 この1st あっての2nd
 と云う観点から見ると、
 何もかも全部、妙〜に納得のいく気もします。
 なんとなくここまで否定的な文に思えるかもですが、
 曲の内容や演奏をど〜こ〜云うてる訳やないので誤解のないよう願いたいのですが、
 やはり同じ北欧系で Inger 姐さんみたいに最初から世界を持った方も居はるので、
 ど〜しても比べちゃう・・・っちゅうか・・・
 しかし、
 順序をへて、
 2nd では確実に御自身の世界を構築し、
 ジャケットも別人のごとく美しく、
 (1st はジャケットもお金がかかってないよ〜な・・・)
 既に私も諸手を挙げて平伏してるのが実態ですんで、
 1st からのコアなファンの方々には、
 そのあたりを汲んで頂いて、
 呉々もご容赦下さいませ。m(_ _)m

 で、最後の最後に。
 ラストの 8.Close Your Eyes ライブ録音。
 このベースとのデュオは、別に個性的なアレンジを施してる訳やないですが、
 すんごく格好いいす!

 となると、
 やっぱ音質・・・? 
 いや、臨場感・・・?
 も〜、ええか!(苦笑)

 P.S.
 え〜〜、ここで一応一言だけ捧げさせて下さい。
 マイコー師匠に、黙祷・・・
 そして、
 「ポォーーーーー!」「ダッ!」
 
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2009年06月22日

Sinne Eeg / Waiting For Dawn

 まず名前に躓きますわねぇ・・・
 「シーネ・エイ」
 と読むそ〜です。

 デビュー作「Sinne Eeg」も好評だったそ〜ですが、
 私にはあまり記憶がありません・・・
 1st の曲目を見ますとスタンダード中心のよ〜ですが、
 2nd の今作では、全11曲中6曲を自身が手掛け、
 その他もバックで随所に名演奏を聴かせてくれてます北欧を代表するスウェーデンのピアニスト Lars Jansson らに拠るものが3曲、と、
 それだけで私などには、興味がムクムクと涌いてきよります。
 ・・・きよりますが、もちろんオリジナルであれ、そ〜でなかれ、
 重要なのは中身って事は解っております。

 で、その中身ですが、
 ベースの Mads Vinding、ドラムの Morten Lund 、
 お二人とも「デンマークの重鎮」やそ〜で、
 Lars はんと3人で生み出すサウンドは見事に充実しとります。
 そして肝心の Sinne はん、もち上手いです。
 ただ、敢えて云うとすれば "癖が無い" と云うのか、
 『もうちょい個性が立ってもええんやないかいな・・・?』
 と云う感じが・・・
 そ〜いうところもあってか、今までなんとの〜このアルバム保留にしとったんですが・・・
 しかし、
 初めて聴いた時に即気に入った「5 Sudden Change Of Weather」をこのたび再度聴き直しましたら、やはり "ゲットン" するに至ったのであります。

 で、その Sinne はんの声について、もう少し掘り下げますと、
 私には、声質が Dianne Reeves に近いものを感じます。
 と云うと、
 「ええっ!? Dianne Reeves ってスゴイ個性やん!?」
 と云う、諸兄姉様方のご指摘が聞こえてきそ〜ですが、
 そ〜です。
 Dianne Reeves は個性がしっかりある方なので、
 それに似た声質を持ってしまった Sinne はんが、
 そこを意識する事で本作のよ〜なサラっとしたスタイルになっているのかな・・・と。
 とはいえ1st も聴いてないですし、
 本作のみでど〜こ〜云うのも違うでせうし、
 云うても、本作もまだ2作目って事もありますし、
 現段階では、
 次作以降ど〜なっていかはるかを楽しみにしたい、
 ってな受け止め方が、順当なよ〜に思われます。

 なので、曲見てみませう!

 2. Let's Stay Awake
  軽快なワルツです。
  イントロや合間に入るピアノ、ベースのユニゾンリフ、やっぱいいすねぇ・・・
  ピアノソロは 6/8 気味なリズムに自然と代わり、その上で躍動してます。上手いす。

 4. My Treasure
  バラードで、ベースとデュオ、やってくれてます。
  全員が入るとピアノが目立ちますが、こ〜やって聴くとベースもスゴイです・・・

 5. Sudden Change Of Weather
  上にも書きましたが、これは格好いいす!
  こんな曲を書ける Sinne はん、やっぱりただモンやないすねぇ・・・
  しかし、ここでもピアノは・・・
  嫌いな人もいるでせうが、唸り声までいいすねぇ〜! 臨場感満点です。
  ピアノソロ後のボーカルバックはドラムのみになり、
  そこでのアフロなアプローチとボーカルとの緊張感も格好良過ぎます!

 7. Stuck
  どことなく Joni Mitchell を感じるミドル。
  まぁ、Joni Mitchell 自身がジャズなフィールドでもやってるので似て聴こえるのかもですし、
  Sinne はん自身が、曲作りの最初の段階から Joni を意識して作ったのかもですし、
  どっちにしろ、この曲も美しくていいす。

 10. Brief Hesitation
  なんとなくどっかで聴いた事あるよ〜なコード進行ですが、
  ピアノの Lars はんが関わった1曲のよ〜です。
  少々ボッサタッチなリズムが、ここまでのアルバムの流れを変えて新鮮です。

 しかし、全編通して Lars はん、ほんまピアノ上手いです。
 いくつぐらいの人やったか忘れましたが、
 ヨーロッパなスタイルだけでなくメインストリームもしっかり感じさせるプレイで、
 Sinne はんの存在感がなんとなく薄く感じるのは、
 実は、案外この人のせいやったりして・・・ と、そんな気もしてきます。
 まぁ、皆さんがこのへんど〜思うか是非ご意見伺いたいもんですが・・・

 ところで、本作の発売は07年やそ〜で、
 彼女の本国デンマークでは「VOCAL JAZZ ALBUM OF THE YEAR」にも輝いてる作品やそ〜ですので、
 私ごときの意見を、気にする、しない、は置いといて、まずはご一聴あれ!
 と、そんな感じやないでせうか。(笑)
 
 で、最後にもう1回。
 ピアノ、上手いす。
 
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